抗がん剤を点滴で投与して体感したこと(DEVIC編)

そろそろ真面目に治療について書いておかないと何故に入院してるのか分からなくなったり、ツイッターでも周りのじーさんの行動で良い意味でも悪い意味でも自分の中の常識が破壊されていく日々しか記録されてないので、ちょろっとですが真面目に書きます。


えーっと、とりあえずと言いますか、前に投与してる抗がん剤であるCHOPの方と比較しますと。

■とにかく白血球と好中球が減少する
■筋肉量の低下はCHOPよりマシ
■しかし食欲は減るし、酔いも一応ある
■一番難儀なのは抗がん剤独特の倦怠感
■副作用で一時的に味覚が変化することに驚いた(苦味が強化されて、他の味覚が落ちる)
■肝心のリンパ腫に対しての効き目はCHOPよりも効いてる
■その他の副作用は特になし、全体的に副作用もCHOPよりも緩いので、何か変な感覚

ってな感じですかね!

文書チェック用メモ

■接続詞「が」は、基本的に逆接で使う場合のみ使用する。
■接続詞「も」は、接続詞「が」に置き換えた場合でも意味が通じれば、違う表現に置き換える。
■「こと」の使用はできる限り避ける。ただしレトリック的な表現で使用する場合のみ使用可能とする。

失われた納豆ランチャー

何だよこのタイトル……


■公式が解説する、ということの衝撃

それはともかくとして『THE UNLIMITED 兵部京介』のOPが日本語版になって「納豆ランチャー」という空耳が聴けなくなったね、という話ですわ。で、本題は納豆ランチャーではなく『THE UNLIMITED 兵部京介』は公式というか椎名先生の作品解説が凄くて、第一話解説やら第四話解説は本当に一見の価値があります。


ここで第一話の解説を要約してみますと「視聴者はアンディ=ヒノミヤの視点を通して兵部京介という世界観を眺める」という内容なのですが、2013冬新作アニメをざっと見ました その4 - TinyRainでも書いたように、既に解説されてるのを知らずに考察をしてしまった為、何とびっくりほぼ同様の内容を書いてモロ被りですよ。いや、これ本当にショックでしたよ。どうショックかって「原作者が作品解説をしている」うえに「私の考察が、その解説をなぞるような形だった」という事実、つまりは「製作者の意図通りに作品を読まされている」って何だよそれ、私の考察ってそんなに薄っぺらいものだったのかよ!? という感じで。


■考察の頭打ち

でも実をいえば自分自身の考察が薄っぺらいという事実は既にうっすらと承知してはいましたが、こうも見事に証明されてしまうと流石に凹みます。ただこのような公式で解説を行う作品自体は、諸般の事情*1で今後も増えないと思うのでそれはそれで良いんですが、それ以前の問題として自分の考察が頭打ちの段階に来てるなーと思うわけです。製作者のひいたレール通りに考察するとか、考察として無意味ですし。


ただ考察の頭打ちという問題とは別に、実を言うとこのブログ自体2012年の3月終わりの時点で、アニメブログとしての存在意義を無くしていました。理由は前にも 今年に入ってから、何故書かなくなったのか? - TinyRain で書いたとおり「私が書かなくても、似たようなことを誰か書いてくれるだろう」という楽観から来ていたのですが、その楽観の理由を考えると純粋に忙しかったから書く時間が無かった以外にも理由があって、その一つ目は「その程度の考察力しか無かったから」二つ目は「その程度の執念しか無かったから」三つ目はちょっと言うのをためらってしまうのですが「その程度のアニメしか無かった(と感じていた)から」ですね。三つ目は何気に問題発言のような気がするのですが……まぁそれは三つ目の項まで置いといて、それぞれの要素を自分なりに分析してみます。


■考察力の無さについて

自分の考察力の無さは上記のような状態に陥って、ようやく客観的に自覚できるようになったのですが、その前から限界は感じてました。というのもここから上に向うには純粋な考察力だけではなく、文献等の知識や教養、更に思考における新たなフレームワーク等が必要になるわけで、知識や教養は収集しようとは思ってはいるのですが、読書スピードが遅いのもあってあまり成果が出てません。さらに難儀な事実として思考における新たなフレームワークにおいては、取得する手段すら思いつかなったりします。フレームワーク自体は存在はするはずなんだけどなー、難しい。


■執念の無さについて

これは三つ目にも関係はしてくるのですが、どうも最近の私はアニメに対して考察以前に語ること・見ることに対する執念が消えてしまってるような気がします。まぁこれは後述する『サイコパス』や『ラブライブ!』の存在のおかげで解決はされてはいるのですが、じゃあ次の2013年春クールが毒にも薬にもならないアニメばかりになったらお前はどうするんだ? という根本的な解決ができてません。まぁこれは「年を取れば自然とそうなる」という指摘があるかもしれませんが、これは納得できるその反面「じゃあ最近のキレるじーさんみたいな、明らかに何だかの物事に対し執念をみせるあの姿勢などう説明するんだよ?」という疑問に答えが出せません。まぁこの辺は時間が解決してくれると思うことにします、ハイ。


■見る価値のあるアニメの無さ

うわー、これ確実に苦情きそうだなー、一応前置きしておくと見る価値のあるアニメが無いと思い込んでいただけで、実際は書かなかった時期でも『ヨルムンガンド』とか『Fate/Zero』とか良い作品は沢山あったんですよ!? というか正直いえばtorneの録画を消化する速度が、リアルタイムで放送されてる作品の速度に追いつかず、適当に数作選んだ作品の約半分がハズレだったってだけなんですけどね……いや、この理由もあかんやろ!?



■では何故書きたくなったのか?

ですが、今現在の私の状況をみるに「書きたくなったから」書いている状態で、はたから見れば上記の問題がどう解決されたのかよく分からない状態ではあります。私としては一応結論が出てて上記で触れる程度に挙げた『サイコパス』や『ラブライブ!』などの面白い作品に触れた結果ある程度の執念を取り戻し、まだ見る価値のあるアニメは幾らでも存在するな! と奮起できました。一応考察力の問題は解決してはいないので問題は山積しているのですが、正直にいえば『ラブライブ!』を見てると考察力とか抜きにして、とにかくこの『ラブライブ!』という作品を語り倒したいんだ!! といった感じにやる気が出てきます。


というかですねー、2012秋クールや2013冬クールの作品を振り返ってみて思うんですけどねー、いい加減特定のクールに似たようなジャンルの作品があたかも結託したかのように固まるようなダメ習慣を、そろそろ誰かが率先して解決しなさいよ……


まぁこのエントリを何故に書いたのかっちゅーと、単純に考察力足んないなーと愚痴りたかったのと、流石に昨日の昨日に『ラブライブ!』のエントリを語り倒した上に、じゃあ今日もラブライブ! を語り倒そうという気分にならなかったり。というか、流石にラブライブ! ばかり語り倒して読者の方々にドン引きされるのは嫌なわけで、じゃあ今日はこう趣向を変えてー……ってのはすべてタテマエで、ホンネは単純に自己分析と気分転換がしたかったから書いたのさ!!


■おまけ

それにしても、西木野真姫ちゃんが典型的お嬢様ツンデレ初期型で可愛いですね!! それに西木野真姫ちゃんの声優さんは私的は伸びる人だと思うんだけどなーって、え? 声優さんが棒だから萌えないだと……!? ふざけたことを!! そんなお前らは今すぐ回れ右してGEO行って『ひまわりっ!』や『LEMON ANGEL PROJECT』を借りて見てきて認識を変えるべき、今すぐそうすべき。きっと血の涙を流して「ごめんなさい! ごめんなさい!」と西木野真姫ちゃんに謝罪する姿が簡単に想像できるわ!!


何だこのオチ、何だこのオチ。

*1:構造解説自体にニーズはそんなにありませんし、そもそも公式が作品解説をしないと構造がわからない作品はマヌケ過ぎます。あと下手に解説すると変に作品の読み方を制限してしまうリスクも孕んでます。リスク面に関してはサイコパスと比較すると何か浮かび上がってくるかも……? この辺は書く機会があったら書いてみたいと思います。

ラブライブ6話までみました

さて、このラブライブを見たときの衝撃を、どう表そうか……


言うならば衝撃は戦う司書クラスの隕石落ちてきたレベルの衝撃で、スクールアイドルとしての承認構造や燃えと萌えが同居している様子はセイクリッドセブンを思い出します。ツイッターでも言ったのですが、ラブライブはまだ渦巻きというか巨大なうねりの中にいて、まだ正確に現状を把握できてないっていう感じですね。この巨大なうねりは戦う司書でも同様の状態になったんですが、戦う司書においてのケースと決定的に違うのが、作品外でも巨大なうねりが発生していて「もう何だこれマジ分からん!! 楽しい!!」って状態になってます。


ここでいう作品外の巨大なうねりっていうのが、普段なら明らかこういうアニメにハマらなさそうな方々、例えばid:mattune さんやエインさん等、とにかく日に日にラブライブクラスタが増えてるんですよ!! しかも母数が多くてちょっとどころか本当にビックリしてますよ!!


ここでふと、ある意見を目にしましたので引用いたします。

だけど、ちょっと立ち返って、第三者がこれらの記事を読んだとして、果たして本当に「ラブライブ」を「気軽に」見ようと思うだろうか。私はこれまでプロレス的な記事を書いてこなかった。何故かというと、プロレス的な記事を書こうとした瞬間、どうしても作品に対して真摯に向き合えなくなると思うからです。


こうやってラブライブを試聴することのハードルが上がっていく - 隠れてていいよ
http://d.hatena.ne.jp/thun2/20130212/p1

えーっとですねぇ、ちょっと前のあずにゃんのエントリに言及されたこともありまして、ここは自分の気持ちを率直に答えますね。


何言ってるんですか、他人の評価なんてどうでもいいでしょ!! ラブライブを見たときの自分を信じればいいじゃないですか!! 貴方の、その、感性を信じて、面白ければ褒めればいいし、つまらなかったらdisるなり黙るなりすればいいじゃないですか!!


(ここでヒートダウン……)


えーっとすみません、テンション上げ過ぎました、ってうわー、最初の方に「作品外の巨大なうねり」みたいなこと言ってて「人の評価は気にするな」って凄い支離滅裂なこと言っちゃってるよぉ……うっわーホントすみません、でも私自身「他人の評価」を気にする姿勢ってのは、どうしても自分を束縛するみたいで嫌なんですよね。


しかしですね、ラブライブを見てて思うんです。「これまどかマギカを超えるムーブメントになるんじゃね?」と、もちろんこんなの私が勝手に抱いた妄想だってのは分かってます。でも、このラブライブという作品にはそういう力があると思うんですよ。


とりあえずラブライブを6話まで見て書きたいことは山ほどあります。リストにしていくと……
ラブライブセイクリッドセブンの近似性
矢澤にこ先輩キャラ作り過ぎだよ問題
が、まずメインになると思います。


※※※※


……さて、前々回のエントリも読まれた方はお気づきかもしれませんが、このブログを見ておられる方々にお詫びをしなければならない事項が出てきました。それは前々回のエントリである琴浦さん4話で見るのやめます - TinyRain において以下の記述なのですが……

と言うわけで『琴浦さん』から脱藩して『ラブライブ!』を応援しようと思います。だって、こんなに可愛い矢澤にこちゃん先輩がいるんだぜ? 見ないと損でしょ!? にっこにっこにー!


琴浦さん4話で見るのやめます - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20130212/p1

何これ!? もっそい釣りエントリになっとるやないか!! 某アルファベータ氏みたく自覚ありの釣りエントリならまだ良いですわ、自分で書いた癖にこんなこと言うのもアレですが、何じゃこりゃあ!? えっと、何が問題かともうしますと、あれですよ、矢澤にこ先輩が仮面ライダー555のカイザ村上……じゃなかった草加正人ばりに腹黒いキャラなんですよぉ!?


うーーわーー恥ずかしすぎるーーー!! いや確かに矢澤にこ先輩は可愛いですよ?*1でもこれフツーにあかんやろ!? あかんやろ!? えっと、ご覧のように意図せずまんまと釣りエントリになってしまったことをここで謝罪いたします。以後、このようなことが無いよう善処します。具体的にいうと本放送見る前から勝手にキャラを判断しないようにいたします……

*1:まぁ私はアニメで西木野真姫ちゃんに転びましたけどね、何この一番腹黒いのはお前だろってツッコミ待ちの状態は

2013冬新作アニメをざっと見ました その4

サイコパス』の第12話と第15話の後半部分と第16話と『兵部京介』の第4話と第5話と『絶園のテンペスト』の第14話を観ました。


まず絶園のテンペストの第14話、これはひどい左門さんいじめの回ですね。左門さんの推理と実際の「絶園の魔法使い」の差が綺麗に対比してて、正直やり過ぎじゃないかというぐらい。流石に公式どころかストーリー展開ぐるみで左門さんいじめてる光景は軽く引きますよ、ええ。


次に兵部京介の第4話なんですが、エントリに書こうと思ってたことが椎名先生に既に書かれていた罠。いやエントリがボツになった反面、作者の視点から『兵部京介』という作品の性質が明らかになるという怪我の功名があったので良いかな……と思ったのですが、「パンドラは世間に不満のある子供の集まりである」って作者から明言されていて正直ムッとしたので、意地悪ついでにサイコパスとの比較エントリでも書こうかなーと思ったり。ええ、転んでもタダでは起き上がりませんとも、ええ。あー、あと第5話は伏線回なので特に何も書くことはないかなーと。しいて言えばユウギリを演じる東山奈央さんに関しての認識を、良い方向に改め直したぐらいですね。


さて、最後にお待ちかねのサイコパスなのですが、第12話と第15話の後半部分しか録画出来ておらずに泣く羽目になりました。第12話自体は3年前の話で、第15話においては槙島が既に本格的に動き出しており、この前後の流れが分からなかったのが致命的なので、感想や考察等はいったん保留とします。


……ん? あれ、一番上の見た坂品の話数をよく見ると、あれれ? サイコパスの第16話? ん? ん? ん? あれれ〜? 確か関西で放送されるサイコパスの第16話って、2月12日だよねー? その頃って既に病棟に戻ってたよね〜、じゃあiPhoneを使って見るにしても、3Gのクソ回線でどうやって見るのかなぁ? そもそもツイッターのツイートには……

ん? ん? タイムスタンプがリアルタイムでサイコパスを放映されている時間ですよね……? これは一体どういう……


『対象の脅威判定が更新されました、執行モードデストロイ・デコンポーザー、対象を完全排除します、ご注意ください』

琴浦さん4話で見るのやめます

まあ、今回のエントリはタイトルそのまんまです。あ、一応個人的な私的連絡事項として書き上げたエントリなんで、今回は大半の方々は関係ないです、ハイ。

発端はこのTogetterのまとめから。

nishi_51氏の琴浦さん批評「あの世界は前提がおかしい」 - Togetter
http://togetter.com/li/452235

ここからちょっと引用してみる。


確かに琴浦さんに「人にキレイさばかり求めてごめんさないでした」と言って欲しかったのは同意する。けどそういう展開にならないからと言って琴浦さんクソだとか、この作品はクソだとかは別に思わない……まぁ正確にいうと頭冷やした結果そう思わなくなったのだけど。日常アニメの文法に鬱展開を持ち込んだってだけで別段おかしな話ではない、この作品が自分の好みに合わなかっただけだ。


ではどういう経緯で頭を冷やしたのかといえば、自分の根本的な考え方のひとつである「妥協と儀礼的無関心こそ最強」に反するからで。

つまりは、必ずしも人は分かり合う必要など無く「儀礼的無関心」を選ぶ事により不要な関わりが生じるのを避けられ、深刻な問題へと化する事を避ける事ができるのです。


妥協と儀礼的無関心こそ最強 - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20071118/p3

この考え方だと「心を読めてもみんな分かり合える」というテーマであるこの作品との相性は最悪ですし、それ以前に琴浦さんに「人にキレイさばかり求めてごめんさないでした」と言わせたところで誰も得しないわけで。


さらに直前のエントリとも矛盾することになるわけで、これはマズイ。

ではまず、あずにゃん問題があると思ってるあなた方に問いましょう。


あなたは、あずにゃんですか?


はい、復唱。


あなたは、あずにゃんですか?


あずにゃん問題? 何それ食べれるの? - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20130208/p1

これと同様に琴浦さんに関しても「あなたは、琴浦さんですか?」と言うことができるんです。え? ツイッターでこれの反論に「真心の想像力」ってのが持ち上げられたって? 何言ってるんですか? しょせん私の半分も生きてるか生きてないかのクソガキが考えた理論でしょ? お前何のために儀礼的無関心って言葉があるんだよ、もっと勉強してから「真心の想像力」を語れよ……と言いたい訳で。


そう、私は琴浦さんじゃないので琴浦さんが真鍋くんと幸せに結婚したり、また逆に自分の能力のせいで野垂れ死しようが、私には全く関係無いんですよね。




と言うわけで『琴浦さん』から脱藩して『ラブライブ!』を応援しようと思います。だって、こんなに可愛い矢澤にこちゃん先輩がいるんだぜ? 見ないと損でしょ!? にっこにっこにー!

だが私はまだラブライブにハマってない、iTunesラブライブのベスト盤買ってCD版も買う予定だけど、まだラブライブにハマってない!

あずにゃん問題? 何それ食べれるの?

あずにゃん問題(笑)」ってホントにあるんですか。要るんですか。

けいおん!観たくなったな…かわいいよね…。

なんかここまで書いて、id:str017さんが昔なんか言ってたような気がするなあとか思いました。回答お待ちしております。


私的なあずにゃん問題(笑)についての疑問 -回答をお待ちしています編- - 3LDS -Love,Like,Life!! Diary@SmiLey!-
http://d.hatena.ne.jp/sad_smiLey3/touch/20130121/1358778999

ということで、ご指名頂いたのでお答えいたしましょう。そんなもんは無い。ハイ以上!って、え? これで終わるつもりですかって? 冗談ですよマジメにやりますって! 正直ね、本当は意識高い系の人達と絡みたくないんですよ。いや何でもないゲフンゲフン!!


まぁまずは昔に書いたエントリでも出しましょうか。

あずにゃん問題なんて、ほんとはなかった - TinyRain
http://d.hatena.ne.jp/str017/20090713/p2

まぁ論理的に言いたいことはだいたいこっちに書いてあります。が、まぁ何て昔の自分は大変なプロセスで論を展開してるんでしょうかと、改めて見て思いますね。そんなことをしなくても、もっと身も蓋もない方法であずにゃん問題なんて、ほんとはなかったことを証明できるでしょうに。まぁ昔の自分に対しての愚痴は置いといて、じゃあ本題にいきますか!


ではまず、あずにゃん問題があると思ってるあなた方に問いましょう。

あなたは、あずにゃんですか?

はい、復唱。

あなたは、あずにゃんですか?

はい、説明終わり。ってこれじゃ意味が分からないって? いやだってあずにゃん問題を提唱されてる方々はあずにゃんじゃないでしょう? え、まだ意味が分からない? えーっと、じゃあ言い方を変えましょう。あずにゃん問題って、提唱してる人達自体の問題じゃないでしょこれ? あずにゃん自身の問題でしょ? じゃあその答えはあずにゃんが出せばいい訳で、あずにゃんが出した答えはゆるふわに回収されるってことじゃないですか。けいおん!! の方でもこれ散々やったでしょ? あなた方はけいおんの何を見てたんですか? 答えは劇中で出てたでしょ? それを今更の今更蒸し返すんですか? バカなの? 死ぬの?


え? 見てる人達から出た問題提起を、見てる人達そのものをあずにゃんに当てはめるのは筋が悪い? じゃあ観点を変えましょうか。

では彼らのいうとおり、そのままJAZZを演奏する人達と一緒に上達しようとするのがベストだとしましょう。ではその場合あずにゃんは上達していけるのかって? いける訳ないでしょ!

そらそうですよ、だって周りのみんな絶対おっさんばかりですよ。おっさんじゃなくても同じ高校生なんているはずがない。そんな環境であずにゃんが上達していけるんでしょうかねぇ。どんなにあずにゃんが頑張っても周りの大人はあずにゃんを同等のプレイヤーと認めずに、ただかわいがるだけなんじゃないですかねぇ。そんな環境でどうやったらモチベーションを維持していけるんですかねぇ? 無理だろ! 私の無い頭でも分かるわそんな事! バカなの? 死ぬの?


はいはい、言いたいことは分かりますよ、確かにもしも話前提では意味ないですよね。じゃあまた違う視点から見ましょうか。


結局のところ、あずにゃんって本当にJAZZが好きだったんですか? という疑問がありますね。単に親がJAZZバンドをやっていただけで。じゃあ同じようにあずにゃんもJAZZが好きかっていったらそうじゃなく、あずにゃんの琴線に触れたのって結局は放課後ティータイムの演奏だったじゃないですか。そこから考えてなお上を目指すべきだって言うんでしょうかね?


じゃあ究極的に身も蓋もないことを言いましょうかね。だいたいあずにゃん問題を提唱してるのっておっさんばかりじゃないですか。何おっさんが大人気もなく若いあずにゃんに対し上を目指すべきだって提唱してるのでしょうかねー? 何かバカらしくなって来ましたので、この辺でストップしますわ。


最後に、あのねー、本当にここまでdisって申し訳ないとは思うんですが、彼らには彼らの世界があって、私には私の世界があって、あずにゃんにはあずにゃんの世界がある。それで良いじゃないですか。