「想像力の欠如」状態の自己解決方法と、自分探しの旅との関連性

※このエントリは、「想像力の欠如」っていうけど、じゃあ具体的にどうしたら良いのさ?の自身なりの回答を得たエントリであり、前エントリを見ていない場合意味が通じかねる箇所がありますので、ご注意ください。


本題に入る前に、まずは謝辞を述べさせて頂きます。この度は、ツイッターはてなブックマークにおきまして、たくさんの貴重な意見をありがとうございました。特に「センター試験の現国をやってみる」と「竜飛岬にいって冬の津軽海峡を見てみる」は、かなり参考になりました。あと、一番参考になりましたのは、ツイッターにおける、えーぱーく(@a_park)さんの意見でした。

「自分がいま認識している周囲の環境は自分の感情や興味によってフィルタリングされた非常に限定されたもの」という指摘は、まさに目から鱗でした。


この指摘に加え、そのツイートを読んだ日はちょうど定期検診の日でしごとがお休みしていましたので、午後のバスの中で、暖かな太陽にふれながら「パーフェクトフレンド」を読んでいたとき、作中の登場人物であるさなかが、ある方程式にある数値を入力すると、何故かエラーが連発したシーンを読んだ後、バスを降りて郊外型ショッピングモールへと買い物に行こうとしたとき突然、電撃が走るように色々な事が閃いては消えていきました。


その時にえーぱーくさんのツイートと、この「想像力の欠如」に関して具体的な解決方法が閃きました、その論理の過程は、ちゃんとした筋道で示そうとすると、正直それを書くのに恐ろしいほど時間を費やすので、凄まじく適当かつ簡単な言い方を敢えて致します。


それは「生活する上で、決まったパターンの行動様式を繰り返すと、エラーが蓄積した結果、脳がフリーズする」という答えでした。


つまりは決まったパターンの行動様式は、学習や経験等によって脳に組み込まれたフレームワークの一つであり、認知コスト*1の関係上人間が効率よく動くのに重要なコードのひとつです。しかし、その構文に間違いがあれば、当然行為・行動としてエラーが生じ、脳がフリーズして、最悪の場合ボケたり死に至ったりします。


この重大なエラーを修復するには、コードの書き換えをしてやるのが一番です。ですが日常生活はある一定の決まったループで構成されていますので、いざ書き換えようとすると、修正をしながらもループを走らせるという至極大変な作業になります……っていうか実際のプログラムではそんなこと無理でしょう、たぶん。バカバカしい話ですが規則正しい生活自体が、生活する上での効率性を重視し生産性を高める反面、バグが発生した場合致命的な事態に陥る可能性があります。更にタチが悪いのが、バグ自体は累積して表面上としてのエラーにならない限りは、自他ともにバグとして認識されない点でしょう。*2



日々の生活においてエラーを修復する方法があります。それは「新鮮な体験をする」と「日頃行うパターンと違うパターンで仕事・通勤してみる」等です、まぁこのあたりは、書籍「フリーズする脳」からの受け売りですけどね。


また、この方法から言えばいわゆる「自分探しの旅」は、エラーを修復する方法としては絶大な効果を発揮することになります。自身が住んでいる土地とは全く違う場所に行く事自体が未知なる体験なので、フィルタリングされた環境や感情や興味から解放される可能性が極めて高いのです。


疑似体験としては、アニメ「たまゆら」を見ることをお勧めします。これは id:sasahira さんがブコメに残した「ほんとに共感能力が低かったら、たまゆらにハマったりしないと思いますよ。」というコメントから閃きました。旅行と未知なる感覚を疑似的ですが体験できますので、お勧め出来ます。あ、たまゆらと共感能力に関する関係性は後日エントリとして書きますので、お待ちくだしあ。


一応、超適当、というか電波すら放ってる私の解説ツイートを……

うん、むしろこれだけで分かる人が出てきたら怖いわw



おまけ(参考書籍等);
パーフェクトフレンドのさなかみたいな子には憧れるなー、絶対的な論理の強さは凄まじい! 正直こういう人間になりたかったなぁ。

あ、さなかは左から二番目の眠たそうな目をした子です。あと本エントリは意図的にさなかの口調を真似てます。似てないかも知れませんがね!


脳の一定パターンからの抜けだすにあたって、参考になった本です。

*1:アタマもココロもパワーは有限だから、知っておきたい7つの認知コスト : ライフハッカー[日本版] http://www.lifehacker.jp/2011/05/110510cognitive_cost.html

*2:デバッグしたりバグを修理する時間を与えない、バカでマヌケなブラック企業の経営者に対する批判や、肉体は滅ぶとも精神は死なぬというアホな根性論批判はこの際おいておきます、本エントリから脱線するので。