けいおん! というか京アニの作画の変化に関しての不満点

時効だから書いちゃうけど13話の総評で書いた「唯一ケチをつけるとすれば、彼女達はもうちょい演奏が下手な筈なのにキャラソンの技術が半端無いというギャップをどうにかできなかったのか?」以外にも実は不満があったりする。というか不満というよりかは「な、何で!?」に近い気がする。これに関してはまたもやまっつねさんのとこから引っ張ってみたり。

はっきりと言ってしまえば、京アニは完全に作画的にも流行の魔の手に落ちた。

京アニの窮屈な作画は、俺を含めた作画オタクにとって、不満なものだったが、

それでも、流行から離れた独自路線であった。


京アニの作画について - まっつねのアニメとか作画とか
http://d.hatena.ne.jp/mattune/20090524/1243154745

このように、ハルヒ以前はぬるぬるしたある種のCGレンダリングで作ったような独特の作画だったのに、けいおん! では質は良いものの手法的にはぬるぬるというよりはシャキシャキ(すげー分かりづらい表現(汗)した作画になってる、中割ってるというか何というか。


ここからは私論だけど、京アニハルヒの頃のような作画でずーっと行けばそれこそ独自路線ではあるけど、きっとディズニーばりの凄い世界が待ってたんじゃないかな、と思う。それこそジブリとかさ… でもけいおんの手法はどちらかというとディズニーやジブリの「加える」手法ではなく、いわゆるそれ以外の作品の「抜く」手法に近い気がする。んー、なんか上手く言い表せないけど、やっぱ「な、何で!? 勿体ない!」って気分にはなる。