最近呼んだラノベで

「ストレンジボイス」と「桜色の春をこえて」が、双方まったく逆のアプローチで全く逆のベクトルを向いてる作品なのたけど、どっちも面白かった。ホントはエントリ書きたいぐらいだけど、まだもやもやしてる部分があるのでまだ何も書けません。まぁ一応読書メーターで書いた感想を引用しておきます。


「ストレンジボイス」
一言でいえば、共同体を作れる人たちとは正反対の場所にいる人たちの物語。描かれているのは様々な嫉妬や暴力や責任転嫁と陰惨な出来事ばかりではあるが、それを派手に描かれては無く、水葉の視点を介することでただその出来事が起こったという事実のみが淡々と描かれている。派手さは無いが凄みがあり、私にとってもひとつの指標ともいえる作品になった。


「桜色の春をこえて」
正直な話、話の内容では無く記述あたりて、若干の読み辛さを感じられましたが、それを気にさせないぐらいの勢いと熱量がありました。過去を見つめ直し傷を負わせた人間の罪をどこまで許し、前へと進めるのか? そんなことが書かれてたような気がします。