たまゆら〜hitotose〜 第10話

たまゆらの単話感想を書くのはこれが初めてか、第7話のときも書いておくべきだったかなーと。とにかく凄い回だったので書こうと思った。本当はましろ色10話とセットの予定だったんだけど、あまりにも長くなったので分割。


Aパートの橋の上のシーンが凄かった。一応直前の橋の全体を映すシーンでかおたんが右に、ぽって達が左にと、彼女らが立っている位置が分かるんだけど、そこからかおたんが左を向いていて左に空間を取っているところから、一瞬左の位置にぽって達がいる……と思いきや、次のシーンでぽって達を映した際に彼女らが左を向いて話している。このことから、実はイマジナリー ラインを超えて、かおたんは左側に立ってぽって達は右側に立ってるということが判明する。ここでかおたん繰り返し言っている「別に何も」というのが、明らか嘘だと分かる。


この辺り、文章だけで説明するのは凄い難しいんだけど、キャプチャ貼って説明するのが一番なのだろうけどめどいので、キャプチャが貼ってある感想ブログさんのURL貼っておきます。

ようちゃん×ようちゃん 【たまゆら〜hitotose〜 第10話 明日のわたしはどんなわたし、なので 感想】
http://innamiblog.blog28.fc2.com/blog-entry-397.html

上から五番目、最初のシーンではかおたんは左向いてて、かおたん→ぽって達→かおたん→ぽって達、と何度か繰り返しています。


そのちょうど何回目かにかおたん映してる画面の枠から、突如のりえが入ってくることによって、かおたんのパーソナルスペースに入ってくることを描き出されている。後半のバンブージョイのエピソードも絡んでくる辺り、この演出から、かおたんとのりえの仲がどれぐらい良いのかも提示されている。かおたんの姉ちゃんが竹酢液を持ってる辺りも何か意味合いがあるのかもしれないが、そこまで頭が回らないのでこの辺りはあえてパス。


それにしても実に秀逸な演出だ。んでWikipediaみたらやっぱサトジュン回だった、監督だからってのもあるけど、やっぱこの人半端無いな。