ましろ色シンフォニーにおいて一波乱ありそうな予感と、その理由

ここ数週のましろ色シンフォニーが面白いことになっております。以下ろくさん(id:n_euler666)のエントリから引用。

5話Aパートの冒頭で「ぬこ部」の廃部の話を聞かされてるみう先輩.
それを立ち聞きした主人公.
このチラ見は,「廃部」のことを一切匂わせず,至って普通の先輩を気にかけてる表れ.
しかも,5話ではその後一切触れてこない.
このシーンはどう考えても引っかかる部分.
というか伏線だろ.

これで仕掛けてこないとかないよね(懇願)
このままヌルーく終わったらつまらないから,コレ使って大技かけてください.


ましろ色シンフォニー バトルの予感 - WebLab.ota
http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20111108/1320761245

あと、ついったーでの発言も引用

しかし、この発言がまさかまさか割とその通りの展開になりそうだとは、このとき誰も思わなかった


先に「一波乱ありそうな理由」の証明から

以下WebNewtypeからの各話あらすじのネタバレURLを貼ってみる。

WebNewtype-番組表:ましろ色シンフォニー
http://anime.webnt.jp/programs/view/78

うぉー、このエントリで書くつもりだった「一波乱ありそうな理由」が、あらすじで提示されてしまって、これから書く「一波乱ありそうな理由」の価値が半減!? まあでも、この展開、実は筋が通ってるのですよ、という訳で以下本題。


本題、何故一波乱ありそうなのか?

まずこれまでの出来事から振り返ると、5〜6話でみう先輩にスポットが当たって、愛理が嫉妬して暴走。6話における曇り空と暗い画面が、悪い予感を感じさせていた。この辺よくよく考えなくても、その人を思って来週を思ったり、自分だけ仲間はずれにされたと思って嫉妬したり、その人がお風呂入ってるところに突撃したりと、現段階で相当参ってる爆弾娘がいるのだから、何も起らない平穏なぬこ部の活動で終わる訳がない


ここで「ましろ色シンフォニー」の主人公が新吾だと仮定する。*1次に物語において起承転結の転を動かす部分が、主人公に対する試練や困難であることが多い。よって、新吾にとって一番の困難って何だと考えると、彼が劇中でしつこく言ってる「空気」が悪くなることなのね。


これを踏まえると、新吾にとっての「空気が悪くなる」事態が起こればいい。つまりは二者択一の選択をつきだしてやればいい。そうなると、一番手っ取り早く、かつ効果を上げられるのは、修羅場等のバトル展開だろう。バトルになると一瞬で空気最悪になる、しかも新吾自身が原因で起こるのなら、なおさら面白い展開になる可能性が高い。


ここでひとつ付け加えると、新吾が常に目指す「空気のよい空間」を難しい言葉でいってしまえば「最大多数の最大幸福」である。以下goo辞書から「最大多数の最大幸福」の意味を引用する。

ベンサムの用語。できるだけ多くの人々に最大の幸福をもたらすことが善であるとする説。→功利主義
最大多数の最大幸福の意味 - 国語辞書 - goo辞書

これぞまさに、新吾の考え方に適合するのではないか!?*2 この考えが適応される方法とは、つまり誰にも手を出さないか、もしくはハーレムエンドしかない。まぁ、だからもし新吾がハーレムでも作りたいとか思ってたりする場合ならある種つじつまがあることになる… というか、個人的にはハーレムエンド見てみたいのだが(笑

*1:いや主人公なんだけど、あんまり彼の心理描写って「空気が悪いな」程度にしか描かれないのよね、だから主人公として怪しい部分がある

*2:いや、考え過ぎか?