2011夏新作アニメをざっと見ました その8

セイクリ6話と7話、うさドロ5話、No6の5話、森田さん6話、ゆるゆり5話、R15の5話を見ました。


2011/08/16追加:
■セイクリはどうもこれ1クールモノらしく、このままの流れで行くと前半の壮大な話に対して、後半は能力者同士の内ゲバという、どうも竜頭蛇尾に近い形になるのではないかと危惧してしまう。もしそうなってしまえば、色んな意味で凡庸な作品になってしまいかねない。まぁでも、1クールなら途中で見るのを止めず、なんとか最後まで見られそうだ。


■うさドロ5話は色んな意味で凄かった。Cパートの作画も凄いには凄いんだけど、私はコマ割る方が好きだ…という贅沢なことを言ってみる。まぁ、そっちの方じゃなくて話の方で、この作品には一種の「得体の知れ無さ」を感じるときがある。得体の知れ無さの正体は恐らく「ここから先どうなるのか解らない不安」と「本来関連が無かった人物同士が出会っている光景の気味悪さ」みたいなモノかなーと。


後者はとくにそうで、おじいさんが何を考えてりんの母親の連絡先を隠すみたいなまどろっこしい事をやってるのかがよく分からない。この手の展開方法って夏目友人帳とよく似てると思う。今はいない夏目レイコが話の軸になってるのと同じく、今はいないりんのおじいさんが話の軸になってる、みたいな感じか。このおじいさんが更に気味が悪いのが、それに加えて普通に遺書を残さなかった点ではあるけど。


できればおじいさんの意図はこのまま話終わるまで伏せておいて、後はただりんとダイキチと親族の関係性のみをひたすら描いて欲しいものだが、世の中そうは上手く行かないだろうなー、というのはよく分かってるので、後半りんの母親がミステリの犯人みたく最後の方でべらべらべらべら喋るのだろう……と予想。或いは某ビバップや某DTB二期みたいな「ビデオレター」展開が待ってる……のかなぁ。前者は独善すぎるのであんま好きじゃないが、後者は一応本人から本人の意図が語られるから一見ヘンクツに見える手法だけど、私はスマートだと思う。