Re:紬の本気についての考察
ざっくりとしたこれまでのまとめ。
まず、私がけいおん14話の感想を書く
けいおん!! 第14話 - 流し斬りが完全に入ったのに
http://d.hatena.ne.jp/str017/20100715/p1
書いてある内容で論点になってるのは、だいたいこんな通り。
- 律に「ぶって欲しい」と言った紬の本気具合は、どの程度なのか?
- 「周囲が荒立たない程度に楽しめれば、それで良い」
- →それだと、「一人楽しくお人形さん遊び」してる状況と変わらない
- 「自身が『ぶたれる』ほど親密な仲になりたい」
- (この段階では考慮せず)
- 「周囲が荒立たない程度に楽しめれば、それで良い」
- どちらにしろ、紬には内面描写が無いから、掘り下げるのには限界がある
次に、id:thvenr さんが、トラバをズキュン
紬の本気についての考察 - シンヴェニア
http://d.hatena.ne.jp/thvenr/20100719/p1
ここでの言及は、私が考慮しなかった可能性について。
- 律に「ぶって欲しい」と言った紬の本気具合は、どの程度なのか?
- 「自身が『ぶたれる』ほど親密な仲になりたい」
- 「一緒に楽しんでくれるメンバーだと確信出来るのに3年間かかってしまったから」とも解釈できる New!!
- 「自身が『ぶたれる』ほど親密な仲になりたい」
- どちらにしろ、紬には内面描写が無いから、掘り下げるのには限界がある
- 監督が、紬の過去とか内面をやったら、嘘にしかならないと判断したから無い? New!!
で、ここで私がブコメで『「仮説」としては頷けますが「一緒に楽しんでくれるメンバーだと確信出来るのに3年間かかった」と捉えると、やはり心理描写が無いことが引っかかります』と書きました。だいたいがここまで。
で、ここからが新しい事実、海さんのけいおん14話感想から拝借を
実は昨日このお話を観てからどうしても「けいおん!」を観たくなり、今日帰りにレンタルDVDを借りてまいりまして、現在6話まで視聴完了。…やはり前作は観ておかないといけなかったようです。
(中略)で、今回のエピソードとつながって来るのはどこかと考えますと、前シリーズ2話で軽音部の入った動機を聞かれた紬が「めったに出会えない、とっても楽しくて愉快な人たちの仲間になりたかったの」と答えた部分でしょうか。
けいおん!! 第14話『夏期講習!』 - 海の見聞記
http://d.hatena.ne.jp/marine-marine/20100722/1279725827
あああ、すっかり忘れてましたw というか心理描写も何も、思いっきり口で言ってましたがな! つまりは、楽しくて愉快な人たちの仲間になりたい為に行動を真似てたのですか。うーん…(汗
つまり、まとめてみると……
- 律に「ぶって欲しい」と言った紬の本気具合は、どの程度なのか?
- 「自身が『ぶたれる』ほど親密な仲になりたい」
- 楽しくて愉快な人たちの仲間になりたい為に行動を真似てるから
- 契機となったのは、恐らく1期13話のアルバイトの話
- そして、これまでの律と澪の関係性を真似た結果が、14話の行動だよ!
- 「自身が『ぶたれる』ほど親密な仲になりたい」
「心理描写無し」からの、ある程度立証可能な仮説にたどり着いたのは僥倖でした。いや、しかし、だとすると、ケーキとイチゴの件において、澪が紬の行動を理解出来ないことに関しては、律が仲介役してやれば解決する問題でしょう。しかし後一歩んとこで解決してないってのが結構難儀かもしれませぬ。
個人的な観点からすれば、話せば分かる程度の問題に関して、何故話し合わないのかが理解しがたい。これが私の現段階での結論となりました。