アニメぐだ語り【2010春期編その10】

おお振り(11)
田島君が色々考えたりしてる場面って滅多に無いので、ここはある種斬新だった。しかし田島君のリードが初々しいだけで、三橋が崩れてるって見られるのは少し可愛そう。


■迷い猫(08)
あのグラグラブロックは、特定の商品名が出せないから変なネーミングだったのか(笑 とりあえず核心的な部分に触れつつ9話と繋がってるのはお見事。


■迷い猫(09)
迷い猫において、雨の表現が結構多用されるのは何でだろ?


しかし、ここにきて、結構原作寄り? というかエピソード寄りになってきたというか、これまで散々原作クラッシャー的なお話を組んできことを踏まえると、結構びっくりな展開ですね。


これ、前から書こうと思ってたんですが、フミノが外部とコミュニケーションを取る手段って、基本タクミに依存なんですよね。何だかの理由でフミノはかんしゃく持ちのKY的性格になってて、それをタクミが「ツンデレキャラ」として上手い形で処理をしている。これが迷い猫の基本形だと思うんですよね。だから、ここをあえて踏み込む形になったのは、ああなるほど、こう来るか、といった感じですね。うん、面白い!


■塩ビ(11)
ここまで価値観の相対化が行われるとは思わなかった。特にゆりが音無に特に何も言わなかったりが意外。あと直井が成仏しない理由を自己言及してるあたりがどこかメタ的。


しかしあれだ、恐らく主人公の見えてないところで、各人それぞれ色んなことを体験してるんだろう。それが見えないのは創作的+物語的にはダメダメかもしれない。だが、そういう作品だから、創作的+物語的な理論を排除して楽しむのが、塩ビの正しい見方だ、という境地に至るまで楽しめないのは割とキツイかもしれない。


まあ、詳しい事は、12〜13話ごろに書く予定で、私の中でほぼ結論は出てます。今は見守るだけ。簡単に言うと「面白いとは自信を持って言えないが、つまらない作品ではない」って感じ。


けいおん!!(10)
さわちゃん回であって、放課後ティータイムメンバーによるぬるいデスデビルにキレちゃうあたり、どこか自己批判的で面白い。批判的な言及を自己批判することにより、メタ化してしまうけいおん!! はマジ半端無いと思った回でもあった。しかしその反面、回想を多用しすぎてる印象があったり。まあ、さわちゃんの過去なんでまだ大丈夫ですが。


■メイド様(09)
カ オ ス 回 !


■メイド様(10)
さくらちゃんかわええ。ラスト付近、しず子さん突っ込むとこそこですか(笑