会長はメイド様! 第2話

こっちもちょっと長くなりすぎたので、個別感想として分けますね。


うーん、これは……なんとか原作のアレさをアニメでカヴァーしてるパターンだよなぁ。恐らくは原作では弱いだろう部分である、キャラクターのかわいさや、モブの「へんな動き」やら統合してみると、流石「GA 芸術科アートデザインクラス」の桜井監督だなー、と思ってしまう。映像面では○だけど、脚本……というか原作的な部分であるお話、それもプロットのパターンが何やら不味い、といった感じか。


その物語のプロットパターンを割り出すと、男子が問題起こす→会長が何とかする→妹&メイド喫茶のターン→問題が深刻化する→会長が困る→拓海がそのカリスマで解決する→おわり。みたいなパターンが組まれすぎている感じがする。


その結果、会長vsモブというパターンが変に固定化しすぎる危険性が、第2話にして早くも出ている感じがする。これはサブキャラが魅力的なだけにとても勿体なく、早くこのパターンから脱しないと不味い感じがする。まあ、次の話は妹のターンなので、ここが正念場だとおもうけど。