おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜 第3話

ちょっと長くなりすぎたので、個別感想として分けてみる。


これどう勝ち試合をドラマチックに描くのかが気になる。ドラマツルギー的には負け試合を勝ち試合にする、って方法論の方が綺麗なんだけど、長期的に物語を組み立てるにはそれだけではいけない。


そして、一回戦の観客のもりあがりっぷりに反比例して、すごい静かな試合な印象が。環境音も蝉だし。二期目1クールとして綺麗な環境が揃ってる反面、この対比構造が気になる点でもある。つまり「相手チーム側」に関する仕掛けがあってもおかしくはないはずで、それが出てくるのが楽しみだ。


そういえば、脚本もアニメーターの人だったのがびっくり。でもこれって「原作のお話まったく弄る必要が無いです」って意味合いの脚本登板に近い感じがする。原作がしっかりしてると、脚本下手に弄るよかそのまま再現する方が効率的だからね。まあ、絵コンテがその分大変かもしれないけど、絵コンテも同じ人だったからより効率的だろう。