デュラララ!! 第3話「跳梁跋扈」

今回の話で挙げたいことがまとまりきらなかったので普通に書きまする。ついったーで書いたのを加筆修正してるだけなんだけど。


サイモンや首無しライダーのナレーションは、どこまでが登場人物の独白で、どこからがナレーションなのかとても難しい。例えばサイモンのナレーションだと、当人が本来知らないはずである情報までさらっと解説される辺り、例えば帝人とか帝人とか帝人とか。 しかし、そう考えた場合帝人のナレーションは普通に帝人の独白めいてたのは何故……?


まあ何故にナレーションを使ってるのか考えてみたところ、基本デュラララにはお話の軸がまだ見えてこない為に疑似的に軸を作ることによって、見る側のブレそうな感覚を一時的に安定させる効果を出そうとしてる、ってのが理由だと思う。また原作には無いナレーションでも意図的にラノベと同じように「地の文」を入れることによって同じ効果を与えるんだろう。


しかしながら、疑似的に軸を作る≒「地の文」を入れる=ナレーションを入れることで弊害も発生することも事実で、例えばくどいとかやっぱ分かりづらいとか感じるのはそのせい。でも入れないと情報量が極端に少なくなり冗談抜きで何をやってるのか分からないので、さじ加減がむずかしいところ。


違和感解消の手段としては、ナレーションにそのキャラ特有のパーソナリティがもうちょい含まれてれば良いと思うんだけどなぁ、まあこれはサイモンの性格自体が分かりづらいって面もあるんだけど。


あと、デュラララのOPで前回の回想のところで「ああ、サイモンってさ、そこのロシア人がやってる寿司屋の客引きをやってるんだ」の後に、OPで実際にサイモンが客引きやってる姿が映すところがすごい上手い。