戦う司書 第5話〜第9話

怪物編投下、ハッピーエンドはびびる。

第5話

あれ、OP変わった、前のも好きだったんだけどこっち結構動くなー


あらかたの説明はここまでで結構なされてる感じが、1話は飛ばしてたけどこの話は結構丁寧だった印象。個人的にはこんな構成の方が好みなんだけどね。あと、第五階層の本よりもパラパラ童話の方がストーリー的に重要な気がする。


ヴォルケンの行動よく分からんなー、普段の行動と矛盾してるような気がするが、さて…(この後12話までずっと出番無しだったのは驚愕、しかも出番あっても子ども時代のヴォルケンとか何事!?)そういえば、ヴォルケンの髪の色が台詞では赤髪とゆわれてるのに、実際は緑色という謎、何故に? 聞き間違い?

第6話

ヴォルケンは一旦退場かな…? そういえばOPのヴォルケンってだいたい左側に立ってるね、怪物も左に立ってるし、これはハミュッツと敵対する人達が左側に立ってる、のか?


しかし時系列がややこしい、現在→未来→過去→現在、みたいな感じの流れなのかな? しかしまあこの作品は前の4話といいカイロス時間的な操作を凄く意識してるような気がする。ただ6話目のはちょっとややこしい……とはゆっても、時間操作をする際は視聴者をわざと混乱させてトリックをしかける、という場合が多いんだけどどうも当てはまってそう。そして怪物と銀色の髪の殴られ屋の関係は、うーん…

第7話

あれ、銀色の人=怪物じゃなかったのね?

過去パートと現在パートで同時進行してて、怪物の過去とザトーさんの現在が同時に進んでる。どこで終着点が訪れるか分からない構成に。これは1〜4話と同じく過去と現在が交差する構成になってて上手い。しかし、某ライダーを見て思ったんだけど、この手の構成を上手く決める為には必然的にどこかで区切りが必要になる感じが。そいう意味では「戦う司書」は上手くやってると思う。


怪物同士が出会ったのか? と思ったら実は怪物は偽物で、6話時に登場した怪物がザトーさんの中の人で、ザトーさんは何だかのキッカケで入れ替わってる……ってややこしいw 腕の伏線はザトーさんは己の中の怪物を押さえ込もうとしており、ザトーさん自体は殺戮で笑えない人だけど、(現)怪物は笑えると。過去と現在、そして怪物とザトー(中の人)の対比が綺麗に決まってる。実に完成度が高い作品だと思う。

第8話

怪物と呼ばれた昔のエンリケさんも怖いが、普通の人だけどエンリケさんを手にかけようとするクモラもまた怖い。そのクモラの本もザトーさんと一緒に怪物の体の中に存在しているのは感慨深い。何かの比喩だろうか?


そして、まさかの背景手書きを見れるなんて思わなかった。一瞬だけどびっくり。更に完全なハッピーエンドで終わったのは予想外……と思いきや続きがあるようで。


第9話

怪物編完結、見た当初はもっと怪物編やるかと思ってたけど、流石にそのペースでやると尺がヤバイ(笑


未完成なはずの怪物(エンリケさん)が怪物と認められるのはとても皮肉な構造で、ガンバンゼルが怪物を作るキッカケになったのがハミュッツに襲撃されて、その圧倒的な力に魅入られたから、という構造は正に皮肉。もう全ての元凶がハミュッツなんじゃないかと思わなくも無い。(流石にシロン辺りまでハミュッツが手を加えるは無理だろう、約250年前の人間をどうこう出来るとは思えない)


そして出てこないヴォルケンさん、そして明かされないシロンの本を集めてた秘密。本はともかくヴォルケンさん何処で何をやってるの……?