GA 芸術科アートデザインクラス 第5話

今回のお題は。デザインで、ノダミキとトモカネのネタが毎回かぶってるのがおかしい。あれか、ノダミキは眠くなるとセンスが鈍るタイプなのだろう。キサラギの柔らかく壊れないコップってのは一見実用的っぽそうだけど、洗うのが大変そう。
 
今回はその余裕があったので、細かい部分を注視してみていくと、短いカットが2つ→早口+長台詞が3回(3人分)ぐらい配分されてて、その間ずっと同じカット、といったような感じ。他所で「カット数がえらい少ない」と指摘されてたけど、その正体は台詞を長くしそのカット内に多数の人物を入れてカット数を少なくするという、一見手抜きっぽく見えるけど実はスタッフさん一人一人の負担がかなりかかるっぽいんだけど、なんでこの手法使ってるんだろう…? あと、トモカネ→先生→学園主任の先生と、奥から手前へと移動していくシーンがすげぇ! 演出・絵コンテは植田洋一氏、世間的にはガン種のメカ作画監督で有名な人かもしれないけど、個人的にスクライド作画監督時でのやわらかな感じのデザインが好きです。
 
個人的にはあーさんの段ボール小屋が好きかも。ここでいう段ボール小屋は、殻の隠喩かな? 今まで芸術部を一人で守ってきたあーさん、彼女にに与えられた段ボール小屋は、仲間が出来たから必要がなくなり、最終的にぶちさんが壊しちゃったという流れで、ある種の成長物語が「隠されている」のが感慨深い。
 
でも段ボール箱にそういう暗喩的な意味があるとして、それを踏まえた上での奥部屋が指し示す暗喩的な意味はというと、分かりません……(笑