とある魔術の禁書目録 第15話

今回の話を一言でいえば「当事者達には深刻な問題が起こっているのだけど、当事者以外には愉快な現象として認識される」といった感じ。そして視聴者から愉快な現象として捉えられなくても「ああ、これは大変な事が起ってるんだな、ギャグじゃないんだな」とさえ認識してもらえればオッケーという周到な予防線すら張っているとも言える。しかもこれが微妙に制作側が意図でやってるのではなく「地でやってる」ようにすら見える辺り、舌を巻いてしまう。ケータイを見るシーンが無かったら今回の話色々やばかったんじゃないかと思える辺りが余計に。
 
何気に「ってレベルじゃねーぞ」やら「Yes We Can」やら原作からの追加要素と思わしき部分もあったり、作画のリソースを深刻な問題<水着とちゃんと配分出来てる辺り、スタッフさんは禁書という作品に慣れてきてるといった印象を受けました。