ef - a tale of melodies.

#01 ever
OPの入り方が秀逸、時系列の分けられてスッキリとした印象が。前回みたいに無茶苦茶やってた*1部分は今回少々大人しめになってる印象が。以下とりあえず気になったところを3点に分けてみる。
 
・凪の態度の違和感
夕の前で平然と裸になっている=恋愛の対象として意識してないという事は分かるんだけど、このやり方は演出として余りにも安易すぎないかと思ったりしたが、まあ原作でもあったシーンなんだろうと推測。また、その後の優子が登場してからの反応に微妙に違和感を覚えたりして妙なチグハグ感が。それにしてもあの優子の後ろから歩いてくるシーンは一種のホラー映画やね。恨んでる云々とかも気になるし。
 
・カット間がやわらかい感じがするミズキパート
一方のミズキパートは優子パートに比べて非常にやわらかい印象が、特にミズキの方はひだまりスケッチにモブで出てきてもなんら違和感が無いぐらいに。memoriesの一番の陰陽でいう陽の存在であった蓮治君よりも存在的に明るく、彼女を描写する演出手法もひだまりのそれに似てたような気がする。
 
・影の描写、猫をかぶると仮面をかぶるの違い
efでは陰陽の描写が非常に強い感じがしますが、特に陰の描写に影絵的な演出を用いる事が印象に残ったり。優子も夕が凪の事に触れていたとき*2一瞬優子の目から下の白黒アップのカットが入るという演出もありました。が、更に気になるのはミズキパートの方で、猫をかぶる事と仮面をかぶる事の違いに気になり、猫の方は頭にかぶって自身を装飾する意味合いが強いですが、仮面の方は自分の顔を隠し本心を探られないようにする意味合いが強い感じがします。ここで気になるのがアップカットと仮面の関連性で、関係あるとまで断言は出来ませんが何だかの意味合いを持ってそうなのは確かです。

*1:褒め言葉

*2:なんて言ってたかは忘れてしまったり