「他人と比べ自分には欠けている何か」が解ったとき

※久々に自分語りのエントリなので苦手な人は注意!!



今までずっと自分の中で漠然と「他人と比べ自分には欠けている何か」があると感じてはいたんだけど、最近その正体がハッキリ分かったので、今日はその記録という意味も含め書いてみる。これを発見したときは正直目から鱗が落ちる衝撃がありましたよ。


んと、まずは「他人と比べ欠けている何か」の正体に気づいた経緯からかな。最初に気づいたのは、以下のエントリのこの部分を読んでいた時のことなんですよね。

 たとえばツイッターで、自分が言ったことが理解されないと、つらい。自分が読んでわからない分にはスルーしたりするくせに、自分のツイートが理解されないのは、はがゆい。誰でもそうだと思う。
 
 肝心なことは、他人のツイートを理解してやらないことは、自分のツイートが理解されないという事態につながるということだ。考えてみればわかる。


文章、理解、読解力、リテラシー、そしてアニメファン - もっと最高の夢を【第二期】
http://d.hatena.ne.jp/rolandbarthes1980/20130131/1359641780

え、あれ……? これ私には当てはまらないぞ?


まず 「ツイッターで、自分が言ったことが理解されないと、つらい」という部分。基本的にはTwitterは半分以上独り言のつもりでツイートしるので、自分が言ったことを理解されなくても「まぁ別にいいか」と思ってしまいます。そういえば過去に「周囲とろくにコミュニケーションが取れず、受け身のコミュニケーション方法を取らざるを得なかった」みたいなことを セイクリッドセブンにおける「カモがネギを背負ってくる」展開を分析してみた - TinyRain 辺りで言ってた覚えがあるのですが、その辺り昔っから人とロクにコミュニケーションを取ることがなかったので、今でも会話の際に、何故かよく話が食い違うことがあります。


長年ずーっと何故にどうして話が食い違うことが多いのだろうか? と疑問に思っていたんですが、先ほど引用したエントリ元の後半部分の「自分のツイートが理解されないという事態につながるということだ。」というところ。そう、ここでハッと目から鱗が落ちるような衝撃を受けました。ここでやっと分かったのです!


結論からいえば、私は「他人の言ったことをどう認知するかが凄まじくいい加減である」のです。個人的には過去のエントリで書いたように「想像力の問題」だと思っていたんですが、今ハッキリと「それ以前の問題だった」といえます。


つまりはコミュニケーションを取らないことによって物事の認知が自己完結型になり、更に私の超いい加減な性格も加わって相手の発言を超いい加減に認識してしまうんですよね。幸か不幸か10代の頃はいい加減な認知で問題は起こらなかったのですが、20代になって働き出した頃に問題が起きまくりで、認知がいい加減なのでその状況下では当然のように「もう何か起きてるのか分からない」状態になってたのです。だから最初の方は「何故に怒られてるのか分からないけど、たぶんこのミスやらかしたせいだしまあいいや」とか「何か言っちゃいけないこと言って怒らせてしまったみたいだけど、何で怒ってるのかは価値観違うしわかんないからまあいいや」みたいにどこ吹く風で過ごしていました。


ですが人生とは上手くいかないもので、これが積もりに積もって凄いストレスになって、20代の前半で面接50件落っこち続けて*1鬱に似たような状態になったり、20代の後半では仕事の忙しい時期に精神的にパニックになって、精神的に潰れる前に何とか原因を判明させようと心療内科に駆け込んだ結果「社会不安障害」だと判明したキッカケになった訳です。*2これで晴れてパキシル飲んで精神的に落ち着いたのは良いのですが、当然根本的な原因は治ってないので、当然会話は噛み合わないままなのです。


つまりは今後の課題としてどうしていけば良いか考えると、最初から「価値観が違うから仕方ない」と諦めるのではなく「では何故に話が食い違っているのか? こちらの把握漏れは無いか? 何か根本的な勘違いはしてないか?」と自分の認知を疑ってみたり、更にそこから再確認を徹底して再び聞き返してみるとかを積極的に行ったりしていきたいと思います。



しかし何だ、本当に「現場確認までいい加減」は本当に大災難を巻き起こすなと思ってしまったよ。いい加減な認知ヤヴァイ、認知バイアスもヤヴァイ。

*1:この話は気が向いたら別の機会にします、幸いにも書き溜めはあるので。

*2:んー、プリントアウト先生じゃないけど、これをプリントアウトして心療内科のセンセに見せた方が良いかなぁ? でもこれだけが「社会不安障害」になった原因じゃないからなぁ。極端に毎日のように死を恐れる連想とかして震えてたし。