UN-GO1巻を観ました

前のエントリで密かに注文してたUN-GO1巻が届いたので観ました。うん、ちょー面白かった!



とりあえず気になったのは、まず劇中の敗戦設定は、企画段階では全く関係ないはずの「震災」を想像してしまう。理由は、まず日本人って反省する際も内的に向かう傾向があって、外的な原因を見ないところがあるじゃない。で、2話の段階では「勝利した敵はどこか?」というのが全く見えてこないし、多分今後も見せるつもりは無いんだと思う。

正直な話、會川センセが震災前に何ゆえにこんな設定を考えたのかが分からないんだけど、そこに「震災」を挟むと敗戦設定もすんなり受け入れられる不思議。「歴史にIFは存在しない」のは分かっちゃいるんだけど、もし震災が起きなかったらUNGOはどのように受け入れられてただろうか? と考えてしまう。


あとこの辺から妄想入りますが、流石にUNGOは「劇場版ガンダム00を普通の人から見たような作品」と例えるのは強引すぎるかな? でも、劇中で麟六がやってる情報改変はソレスタ的な介入だし、新十郎はソレスタのなり損ないであるデカルト=シャーマンだという筋道は受け継いでるような気がするんだよなぁ、まぁ妄想ですが。


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ちなみに私が買ったのはDVD版の方、今も何気にBlu-ray再生機器は少ないからふとした時に見れないのは困るんだよなぁ。