シンフォギアの10話から13話を一気見した感想

この前ね、トルネに録画してたシンフォギアの10話から13話を一気見したんですよ、シンフォギア。巷では最終回時にやたら面白かったと語られていた印象があったのですが、私が一気見して「詰め込みすぎて何が何やらわからない」という印象を持ちました。つまり詰め込んでいる内容を把握しなければならない為、一気見するような視聴スタイルには不向きで、放送されている際のライブ感を楽しむ作品で、ライブ感を楽しめるかどうかで意外に向き不向きがある作品だったのかなーという感じはしました。


そういえばツイッターで最終回の一連の流れが何処かゲームっぽいとツイートしたのですが、シンフォギアでいう奏者はどことなくAngel Beats!の死者達に近い感じがしました。両者とも何度も何度も繰り返すことができるというある種の軽いループ性が含まれていて、このあたりゲーム制作者の独特の感覚が作品性にまで影響してるのかな? と思った訳です。まぁこじつけっぽいんですけどね。


そういえばシンフォギアで、塔の存在が明らかになった際、塔のモチーフが「バベルの塔」でフィーネの正体は時代の「変革期に暗躍する総合意識みたいなもの」で、目的が月の破壊による統一言語の復活ときて、正直設定がかなりぶっ飛んでてワクワクしてたんですが、その流れで出てきたのが「荷電粒子砲」だったので派手にずっこけました。まぁセイクリッドセブンでも、脈略なくアステカの生贄の儀式がどうとか出てきてたから、脈絡ない設定とか割と常に存在しうるものなのかなーとは思ったんですが、しかしモチーフが聖書的世界観なら、その設定の主役であるギアや奏者とこじつけでいいからちゃんと関連づけて欲しかったなーとは思うんですよね。