余談というか、追記というか

正直、ここまで反応があるとは… 確かにブコメで指摘されている通りで、自分でもスタッフ論で語って「Aの作品がこうなるから、Bはこうならない」というのは多少無理筋だったなと思います。本来の先のエントリでの構成は、最初にスタッフ論や他作論で外枠を囲い、次に本作の描写のみを絞って「まどかマギカが、ただの龍騎のコピーやアンチ魔法少女で終わるはずがない」という結論を書きたかったのです。


しかし、id:kkobayashiさんの記事や、前回の記事でのブコメを再度見たところ、私の方に勘違いが2点あったことが分かりました。


■一つは、私は今回の問題点が「マミさんの死」自体に、拒否反応を示された事だと思っていました。しかし実際は「マミさんの死」に「魔法少女」という図式が使われた事が問題だった。
■もう一つは、私自体が「まどかマギカ」を「魔法少女」として見ておらず、別のレイヤーである「仮面ライダー」或いは「ブラスレイター」の延長上として見ていた事。


前者の方は私の完全な勘違いで、確かにそれによって食い違いというか、結果先のエントリの主張がおかしなことになってました。本当は先の記事の続きでは「マミさんはこれから『過去回想』として美化されて出てくるよ」みたいな事を書きたかったんですが、正直もう書く意味無いですね。んで、後者の方なんですが、正直私自体が『「虚淵玄の期待通り」と斜に構えた感想』と同義でありました。


そうするとなると、そもそも「まどかマギカ」自体への観点がまったく違うので、これ以上は何を書いても平行線を辿ることはほぼ間違いないと思われます。その2に関してはもしかしたら書くかもしれませんが、論筋から外れたエントリになるので、タイトルは変更するかもしれません。