アニメぐだ語り【2010秋期編まとめ後半】

地上波の作品がパッとしない中(まあそれでも夏クールよかマシだったけど)ブラック★ロックシューターや這いよる! ニャルアニみたいな特殊な作品が輝いていたと思う、まあブラック★ロックシューターはあの夏クールの作品の再配信って形だったけど。ブラック★ロックシューターは作画や内容の構造から、ニャルアニはアスミスで全部持って行った辺りと、下手に「24分×12話形式」で作るよりも、「1分20秒×8話(+6分×1話)形式」の短い時間で作った結果が、ある程度満足できる事が新たな発見だった。*1



えむえむは、第二ボランティア部の関係性>太郎と嵐子の関係みたいな構造になってるのが良かった。ヒロイン同士の絆が深いからってのが一番大きいんだけど、ヒロイン同士がぎくしゃくせずに仲良いパターンはとても珍しい。そのお陰でテン年代に向かうにあたり、「部活モノ」や「ポスト美少女アニメ」の形を上手く提示できてたと思う。あと関係性維持の為にトリッキーなオチを使ってるのも楽しい。



ぶっちゃけ良くわかんなかったのが薄桜鬼、山南さんの二重スパイ辺りのgdgdや、ただ死んでいくだけの味方とか見る辺り、もうこれ終盤2話ぐらいだけで良くね? と思わなくも無かった。まあこの辺りは女性がメインターゲットから考えて、感性の違いみたいなのが大きいと思う。ただ、日本人は悲劇が好きと言われても、「美しく散る」事がいい加減定型句になってて、ちょっとウンザリしないことも無かったけど。

*1:ニャル子さん原作も読んだことあるけど、正直あれを「24分×12話形式」で作ってたら、確実にコケてた