とある魔術の禁書目録II 第1話
まずはお約束のアレから…
ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
/ /
(^o^)/ てめえが何でも
/( ) 思い通りに出来るってなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
/ く まずはそのふざけた
幻想をぶち殺す
いやー、良かったですよ禁書II、今期は綺羅星あるし禁書IIあるし当たり期かもな!
今回の話を、簡単に書くと
- 闇咲逢魔の目的→自分の命を引き替えに大切な人を救う→自己犠牲
- 上条当麻の目的→みんなが幸せになれるハッピーエンドを目指す→自己犠牲の否定
って感じになります。これは前期12話での御坂美琴と橋の上で対峙し、美琴の自己犠牲を否定*1する流れの類型にあたり、この1話によって上条当麻とは何か? というのを遺憾なく発揮した1話だったかと。
また、闇咲の「自らを犠牲にして誰かを守りたいと思うことは悪い事なのか?」との問いに対し、上条は誰かに死なれる事の痛みを説いた後に「そんなに重たい衝撃は、誰かに押し付けちゃいけないものなんだ!」と返すんですが、これが上条当麻の意志……というか根底なのです。
また、上記のシーンで入る1期6話の回想が、上条当麻を理解するのに一役買ってます。ここからは私見なのですが、ここで上条は自ら「1回死んだ」と認識してるっぽいんですね。その理由は、そのときに記憶が完全消滅してるから、もとの人格は蘇らない、あの「上条当麻」は二度と戻ってこないと思ってるから。その事に関してインデックスに負い目を感じてて、そこが上条当麻の原動力であり、そして新たなスタートだったのかなーと。*2
それ以外にも、インデックスさんがヒロインとして機能していたり*3、もうひとりの美琴のデレっぷりを表現してたりとヒロイン面から見てもグッド! え、それにしては美琴の描写が若干甘いって……何を仰りますか、半年前ぐらいまで放送してた、とある科学の超電磁砲見てれば、彼女がどういう人物なのかとてもよく分かるでしょう(笑
締めは、あのお約束の言葉を「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」