迷い猫オーバーラン12話に向けて……勝手気ままに書いた結果がこれだよ!

10話と11話は

主人公の巧が居ない状態で、ヒロイン間のコミュニケーションが成り立つのか?=10話
オルタナティブな選択(迷い猫編)お皿の数に限界あり=11話

といった感じの内容だったと思う。まあ、ここまで大げさに考える必要性も無いし、どうせどうせどうせオルタナティブな選択は、最終的に主人公は全部総取りする、というのはフタコイオルタからのお約束でございます。今更ながら語ることなど、正直何もありません。


主人公が鈍感問題に関しては、過去作でこんなことがあった。

Togetter - まとめ「「主人公が鈍感」―ラブコメにおける構造と表象の一考察―」
http://togetter.com/li/1492

けど、今回のケースは特殊で、巧は「空気読み」という属性が与えられているのにも関わらず「鈍感」だという、ある種二面性を持っている形を取っている。が、まあ正直経験不足だと考えれば、それでおっけーだとは思う。ついてに文乃が態度を決めかねている部分もあるし。まあ、この部分に関してもどうせ先送りエンドなので気にしないでおこう。


……いかん、このままだと迷い猫に関して悪口を書いているように見える!? 正直言うと迷い猫というよりかは、ラブコメに対して悪口を書いているのであって、迷い猫でのラブコメ要素なんてこれっぽっちも期待しておらず、むしろ12話の監督は、去年とある作品でグイグイ魅せてきた*1「あの」監督が登板する、ということ一点のみ、かもしれない。


しかしながら、演出論的な部分では語る口を持たない私なので、何をどう見たら良いかサッパリ分からなくはある。けどまあ、尻上がりに調子を上げている感じはするので、楽しみではありますが!


あとひとつ、本当に残念だったのが、巧の「空気読み」できる能力が、彼らのコミュニティにおいて、どうコミットしていくか? という部分で、発展的な事態が見れなかったのが残念か。まあ、毎回監督がころころ替わる作品でそんなこと期待しても仕方がないんだけど。


ああ、また愚痴言っちゃった。どうして「最終回はどうなるんだろう!?」っていうわくわく感から、迷い猫エントリを書こうとしたら、愚痴に転化しちゃったんだろう。やっぱり最終的に『Angel Beats!』みたいなワースレ的オーラを放つ最終回になりそうな予感は全然せず、普通に〆そうなのが嫌なのかな。それとも、普通に期待しすぎたのかな。


監督交替制は試み的には面白いですし、お話の内容もわざわざ貶すほどつまらなかった訳ではありません。しかし、何かが、何かが足りないんだ! 最後に世界観関係無く唐突にセーラ服になったり、七回生き返る人がミサイルでラスボスに突貫したり、神の力を引き出したと思ったら何故か無限バスケ世界へとワープしたり、「お前を凌駕した」と言っておきながらあっさり倒されたり、ラストエピソードにそういう楽しさは無いんですか!?(ねぇよ!


それと、どうしても鳴子叶絵がとらドラ櫛枝実乃梨に見えてしまう。ほっさんヴォイスに加わり、外見までそのまんまとか……正直、飛び道具すぎる(笑

*1:まあ、本調子では無かったと思うけど