アニメぐだ語り【2010冬期編その5.1】

■バカテス(05)
またもやナベシン回、といっても何か違和感が。


何か言い表せない部分がイマイチだなー、と思って原作にこれと似たエピソードを読んでいたら、これは不味いと思う部分がちらほらと。どう不味いか表現しづらいけど、これをそのまんまアニメ化したら陳腐だわ。たぶんレールガンとかで良く言われる批判と同じ批判を受ける予感がする、だからそいう部分はバッサリ切っちゃってるんだろうたぶん。


あとそれ以外にもネックになってると思うのが「試召戦争」で、アニメはこのネックの部分をいかに回避するかがポイントで、私が思ったところ3〜4話までは「回避」して上手くいった感じはするけど、5話は何か微妙、いやパロディとかナベシン的な部分は面白かったし、今回のお話がつまらないと思う人もこの辺に反応するだろう。


しかし、冒頭と顛末については誰も触れていない感じがする。この辺はナベシン的な部分ではないんだけど、無いだけに作品の根幹に関わる問題が見え隠れしている……ような気がする! 気がするだけだけど!


戦う司書(19)
ヴォルケンさんのアホウ!!111


最期の最期に独りだと思い込んで死んでしまうとは……お前先週あたりで「済まなかったな」ってゆってたの忘れたのかっ!! その後にお前さんの記憶で鐘を鳴らしてくれる仲間もいるのに……


しかしベンド=ルガーの残した意志「ベンド=ルガーはオリビアの中に生きている」に関して、あれの意味はベンド=ルガーの中にも愛は生きている=オリビアの中にもまだ愛は残ってる、という意味で良いのだろうか? この場合、愛というよりかは人の心と表した方が正しいような気はするが、一番分かり易い形で表したらそういうことになるんだろうか、それも広義的な意味の方で。


あと、肉の本にあった内容にオリビアの生への執着とヴォルケンさんがコリオを助ける場面が、何だろう、コリオが助かったシーンから拾い上げられた彼は愛に殉じた、といっても過言ではない訳だし、すごい伏線の回収方法だ……これは驚く。