とある科学の超電磁砲第8話

かーみーじょーさーーーーんー！どこいったんですかーーーー？

というわけで、今週分はちょっとdisり気味かつ若干羅列的に書いてます。や、上条さんの出番が無くなった事や美琴の暴力性の誇示が半ば意図的に行われたというのは分かるんです。それだからこそ今後の展開が盛り上がる事は間違いない、実に素晴らしい伏線だと理解はしているんですが、それでもやっぱり精神的にくる展開でした。

御坂美琴の暴力性を提示したこと

御坂美琴って結局自分の周りさえよけりゃ何でも良いという価値観を持ってると捉えてしまっても過言ではないだろう。まあ、女子学生だから仕方がないのかもしれないけど、それで己の力の強さを自覚せずに周りに電撃放ちまくって、その挙げ句に変電所止める辺り明らかにやり過ぎ。それに今回こそ無かったけど美琴の一時的な感情に流される暴力性を黒子が「ジャッジメント」という正義というなの権力の傘を着せる構造があるだけに、とても歪な構造になっている。

あの回、本来コミックス版では御坂美琴の狂気ともいえる暴力性を、上条さんが受け止めることができたからお話として収拾したところがあるんですが、ごらんの通りに上条さんが登場しなかったので、御坂美琴の暴力性は日の目を浴びてしまう結果になったわけで。本当にこんな凶暴女がかわいいんですか皆さん？　何か上条さんが美琴をひたすら避ける気持ちが分ったような気がします。

しかし、今後の展開で上条さんよか圧倒的に強い存在が出てきて、かつ力の振る舞い方も同じなのである種御坂美琴の鏡像と対峙することになるんですが……それは2クール目にやるんでしょうか、気になります。

対比となる佐天さんが選ぶ道とは？

この御坂美琴の対比になるのがレベル0である佐天さんなんだけど、先週の回は上条さんが強烈すぎた為佐天さんが隠れてしまっていた。私にとっての超電磁砲におけるヒロイン＝佐天さんと何故か脳内で定義してるのでもうちょい注目して見ておけば良かったーと思いつつも、今回の初春に見せる顔もとても寂しげ。

しかし今はレベルアッパーに手を出したら脳に異常を来たすという認識ではなく、単にテストでズルするしない程度の認識でしか無いので、佐天さんはこの後どうするのか……や、コミックス版読んでるので知ってるんですが、この辺りの描写は今までの事を考えると、アニメ版の方が非常に重要な意味を持ちそうになります。しかしまあ、レベル5の美琴とレベル0の佐天さん、本当に綺麗な対比になってますね……

消えた上条さん

では、あの時でてくる筈だった上条さんはどこにでるんでしょうか……？

13〜14話の区切りの回で橋のシーンを再現
4話みたく買い物をしてるところ遭遇
いきなり上条さんが教会を探してるシーンまでスキップ
出てこない、現実は厳しい

さて、どれになるんでしょうか…

20091123:文章に若干追記を加えました。