CANAAN 第4話

銃弾を取り出す際の痛みは、友達を失いそうな痛み。無くしたくないという気持ちは、カナンもマリアも同じ、それなのに二人はすれ違う。カナンは失ったと錯覚し、感覚が麻痺した為マリアのピンチに気づかない。マリアは己に対し問いただし、それでもカナンの事が好きだと自覚する。ふたりとも似たような目的で奔走してるのに、違うゴールにたどり着くその様は、実に対照的だ。
 
アルファルドとカナンは似た境遇らしい。カナンの育ておやであるシャムが、ふたりを育てた結果、一人は認められ一人は捨てられた、という感じか。やけにカナンがアルファルドが黒幕だ、と突き止めるのが早いな、と思ったらふたりは似たもの同士だから、案外お互いの行動が分かる、のかもしれない。
 
今回の名シーン→ マリア「カナンを、あなたを知りたいの!」 ユンユン「世界、ふしぎ発見