黒神 The Animation 第21話〜第23話

総評以外簡潔に、というか真神編はまさしく『考えるな、感じろ』を体現したようなノリのように思える。真神編見ずして、アニメ版黒神語るべからず、って感じか。

第21話

クロが真神に覚醒、真神三種を見比べれば、クロの属性は雷だったのか。ねえねえ兄ちゃん、何で特殊能力系の主人公の能力って雷が多いん?

第22話

けいおんでいう最終回、まさかAパートでラストバトルが終わるとは思っていなかった。そしてOPがビルの上に立つのが、黎真のまんまほったらかしかと思ったら最終版になった!? そして最後の最後にこっそり現れる沢村君、君はここ7話ぐらい何をしてたんだ。そして君の部下が色々放置されてるんですがどこいったんですか!?

第23話

けいおんでいう番外編、ワースレ曰く鬱エンドらしく、そう思って覚悟して見たら、実はそんなことなかったぜ! まあ孫がいる時点で死因が北条慎吾と同じモノでは無いことが分かるだろう。でもテラ循環の構造や「呪いを持って行く」のがどういう原理なのk(略

総評

決して至極の作品…とは言えないんだけど、絶対に忘れられない作品になりそうだ。チープながらも何処か熱い、不思議な魅力に溢れた作品だった。願わくばある種90年代の忘れ形見であると同時に、10年代への新しいスタンダードへの鼓動でありますように。
 
まあ、問題点は山積みだと思う、黒神… というかサンライズ全体で見ても、今年の作品はどれもかなり問題がある状態だろう。しかし、失敗は最大の成功の元であるから、是非ともこの作品を越えるような「熱い」作品を見たい、そしてその時は是非とも小林常夫監督に作ってもらいたいです。
 
アクションは、何というか凄い。しかも通常の1色に近いアクションではなく、通常よく見られる流線背景系から、アニメでは珍しいバイクアクション、極めつけは1話のオールラウンドな格闘と19 話の超能力系大規模バトルだろう。1作品だけでここまで色んな種類のバトルシーンが見れる作品は貴重だと思う。
 
まああれですね。キスダム、ムント様、禁書と私の好きな作品はこれである程度傾向が固まってきた感じがします。ネタっぽさがあるけど戦闘シーン凄く、どこか熱い作品が好きです。何かキワい作品ばかりのような気はしますが、気にしないで下さい。