狼と香辛料II 第1話

今期本命作品であり、放送順では新番組ラッシュ最後の作品。OPとEDが何故かゼーガペインコンビで何でやねんと思ってましたけど、なかなかもってしっくりする。映像面も綺麗で、秋→冬の移り変わりの表現も中々。
 
「狼とふとした亀裂」と小さな亀裂に思わせるようなタイトルだったけど、実際はかなり深刻。そして悠久の時を暮らす神と、短き命の人間。その違いの問題がとうとう表面化してきました。孤独は死に至る病で、人間が必ず死ぬのと同じく、ホロはどちらにしろいずれかはその病にかかってしまう。さて、この問題をどう解決するのか? ふとした亀裂とはいえ、この亀裂はとても深いぞロレンス…
 
また、Aパートにホロとロレンスの夫婦漫才(違)を差し込んできた辺り、今回も6話×2の構成なのだろうか? と推測してしまう。しかし今回は「第三者から見たホロ」という新たな可能性を差し挟んできた辺り、何かの伏線なのでしょうか?
 
さて、もうひとつ注目すべきは「ロレンスの店」でしょう。この要素とホロを少しずつ二者択一に追い込んでいく、その運び方が非常に上手い。さて、ロレンスはどっちを選ぶのでしょうか? それともこの二者択一の罠をくぐり抜けるのか?