プライドが君の敵になる

今回はかなり勢いだけで書いてます。

まず、自分で自分のことをダメだー、って言える人は全然ダメじゃないです。なんでかっていうと、自分でダメだっていうことを言うことは、とっても勇気がいることだと思う。出来るだけ、人に自分の事を伝えたい時、できるだけよく見せたいというか、弱みを見せたくないというか、そういう気持ちが働いちゃうような気がするんですけど、それをしないで「ダメだー」って、たとえそれがtwitterだとしても、そうやって自分を素直に吐き出せる人はすごい。気持ちいい。
 
自分を「ダメ」って言える人はダメじゃない。 - 3LDS -Love,Like,Life!! Diary@SmiLey!-
http://d.hatena.ne.jp/sad_smiLey3/20090623/1245685003

はい、そのとき似たような発言をしてた人間が飛んできましたよ。
 
うーん、経験上の話なのですが、弱みを見せないように行動をして虚勢を張っても、何故かそいう虚勢はバレるんですよね。どこか態度で虚勢を張っているのが出るというか、そもそも自然体で無い場合、非常にボロが出やすいんです。だから相手がこちらの特徴を把握する間に、いくらか距離を縮めたり安心して貰った方がコミュニケーションしやすいという面があります。逆に言えばプライド高く虚勢を張って接すると、あまり打ち解けられないどころか距離さえ作ってしまい、最終的にはプライドは君の敵になる。(宮迫的に)
 
そういえば、先日読んだ「浮雲」に関してにも似たような記述が、プライドの高い文三が負け組に、プライドの欠片も無い昇が勝ち組になる。流石にこんな解釈をしたら二葉亭四迷に殴られるような気がしますが、つまりは「プライドが無い方が人生上手く行く」ってことだと思います。本来、二葉亭四迷は作品のテーマを「近代化の歪み」としていた、と言われているらしいが、流石にそんな近代の状態が100年以上続けば、価値観もやがてはシフトしていき、次第に馴染んでいく……のだと思います、もちろん私見で。気にしたら負けです(オイ
 
まあ、勉強する意味とかそんなことを語るつもりは毛頭無いのでおいておきますが、とりあえず勉強は兎も角、プライドなんか草の役にも立たないという話でした。ですがね、プライドっていうのはいわば心の「外側」だと思うんですよ。んで人が「内側」に持っているのはプライドじゃなくて信念だと思うんですよね。プライドなんて捨てていいから、信念だけは大切にしろと、何というかそういうことだと思う。
 
あずにゃんの方はノーコメもありや。