東のエデン 第6話

とうとう東のエデンに関しての概要が判明、まあ「サークル」としての東のエデンに関しては公式サイトの用語集で分かるし、携帯サイトの東のエデンに関してのシステム自体は、携帯版画像Wikipediaみたいなもの……ってすごいじゃんそれ!? しかし何気に「人を登録する」という「出会い系」みたいな使い方をされる辺り、最近騒ぎになった「男の子牧場」と似たような特徴を持ってるとも言える。ってまたこの作品は予言じみた事を……
 
肝心なのは、その2つの東のエデンとは違い「ニートの楽園」としての東のエデンを作る事を目指す、これが滝沢君の「高貴なる義務」のやり方か。本来の「高貴なる義務」を果たせていない層に対してのカウンターにもなるのだろうかな? しかし、記憶を失う前の滝沢君はニートをドバイに送ったりしてたっぽいので、この対比が何気におもしろい。
  
そういえば、ニートが広義的な意味になってるね、これはある意味必然かもしれない。しかしネガい言葉が肯定的な意味で使われる事に関しては、若干製作側からの恣意的な意志が見え隠れしなくもない。しかしこの作品のスタンスであるアンチ空気(ただし現代という意味で、根本的解決はたぶん不可能)としては正しい姿勢なのかもしれないけど。
 
うん、セレソンの高貴なる義務合戦よりも、東のエデン計画の方がおもしろいかもしれない。