結局ライトノベルのライトって、いったい何なんでしょうかね?
※このエントリはジョークです、真に受けないでくださいね♪
略称「ラノベ」が通じないのは当然としても、そもそも「ライトノベル」自体が通じないというのはちょっとした驚きでした。
一般人に「ライトノベル」って言ったら通じなくて驚愕 - 偏読日記@はてな
ブコメでも散々突っ込まれていましたが、そもそもの「ライトノベル」という言葉自体が世間一般であまりよく知られていなかったりします。そもそもオタクの人でも知らない人が普通にいるのもザラですし。「ライトノベル」を共通言語として使用するにも、スレイヤーズやオーフェン世代の人達には実は通用しない可能性がある訳で。その理由としては、そもそも「ライトノベル」って言葉自体がネットスラングのような気がするんですが? その証拠にWikipediaの記述にはこうあります。
ライトノベルの語源
「ライトノベル」の語源は、1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジー・フォーラム」において、それまでのSFやファンタジーから独立した会議室を、会議室のシスオペであった神北恵太が「ライトノベル」と名付けたことが始まりであるとされる。
現在では、新聞や各種メディアなどでも、「ジュヴナイルノベル」や「ヤングアダルト小説」ではなく「ライトノベル」と呼ばれるようになり、定着している。なお「ライトノベル」という呼称は、発祥してからすぐに定着したわけではなく、一般にも呼称されるようになったのはインターネットが広く普及しそれまで以上に読者同士が交流を行うようになった2000年頃だとされている。
ってある訳ですし。非ネットのメディアでも「ライトノベル」って言葉が使われるようになったのもごく最近ですし。
そもそも一般人がその言葉を理解しようと努力しようにも、ライトノベルの「ノベル」は分かるとして、「ライト」って何ぞやというのには答えづらいと思うんですが。以下のような意見もありますし。
これは幾つかの選択肢が想定できるからこそ「通じない」のではないだろうか。あまりにも新奇な語なら聞き流される。新奇ではないが意味が判らないからこそ「通じない」。
「ライトノベル」という語の不適切 - うっくつさん本を読む。
普通のノベルに比べて何が「ライト」なのか? ここで仮定して「軽い」を候補に挙げるとしても、じゃあ何が「軽い」のか? そもそも本当に「軽い」のかも疑問で、一般人にこれライトノベルだよって清涼院流水のコズミックを渡したら「これ絶対軽くねえよ!!」とか言いながらコズミックを投げ返されるに違いない! ってあの分厚い本を投げ返したら、下手したら脳天直撃しちゃって、最悪打ち所悪かったら死んじゃうよ! じゃあ電撃レーベルの本を渡しましょうね、と川上稔の本を渡しても同様のリアクションを返されるはずです! 今やノイタミナの視聴率がゴールデンの視聴率に勝てるほどの現象がライトノベルのページ数にも起こってるんです、これでは何がライトなんだかますます分からなくなってきました。
結局何を言いたいのか良く分からないエントリになったけど、某キスダムRの「キスダムRへの道」での最後の言葉をまねて、締めに一言。
「結局ライトノベルのライトって、いったい何なんでしょうかね?」