とある魔術の禁書目録 第22話

何処かの誰かさんが今回の話を「正妻争い」と評してたけど、全く持ってその通りの話だったという。美琴は兎も角インデックスまでそれなりにムキになるってのはやっぱり(以下略 まあ上条さんは終始一貫突撃男だからこれからもフラグバリバリ立てていくに違いない(笑 色んな意味で収拾が付くかどうかは謎。
 
そしてその最早お約束と化した上条節をキッチリと出してくれたのは嬉しい限り。1話から3話との対比と今までの総決算との意味も含めた、1期の最後として非常に力強いエピソードになりそう。
 
今までは上条さんが突進していく度に「何やってるんだコイツは」的な視点が視聴者からも登場人物からもあったんですが、回を重ねる度に何故か慣れてくる。ある意味紋切り型とも言える展開ではあるんですが、背中の誰かを守る上条さんなら負ける気がしない、と思うんですよね。
 
追記:
何となくそう思ったんだけど、この作品で「真相は偶然が重なってこうなってしまいました」的なネタが多いけど、その理由としては作者の「誰かひとりに責任や悪性を押しつけたくない」って意図が含まれてるからじゃないかなぁ。勿論無意識レベルの話で。正義の逆は悪では無く別の正義、みたいな。そういう意味では禁書の善性の徹底ぶりは半端じゃない。正直禁書の善性の強さは前から挙げられていたが、正直ここまでとは思わなかった。たぶん今回出てきたシェリーも明確な敵では無いんだろうと容易に推測できるし。