ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート
- 作者: 森田季節,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/09
- メディア: 文庫
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んで、この作品は基本的に「イケニエビト」側の視点での物語で「タマシイビト」はある種のホラーモノのギミックとして使われてるんですが、そのホラーモノのギミックとして「タマシイビト」を機能させた割にはオチが微妙です。ここまでギトギトに進めた割にはオチが(ネタバレ回避により自粛)って何じゃそらああああ。
他にもそんなので解決するなら、過去に誰かが「タマシイビト」退けられてただろーとか。そもそもこの作品何がやりたかったんだーとか思う。いや感動しましたよ。なのに、おかしいなぁ、読後感は最高だったのにいざ感想を書こうとして、どんな話か思い返してみると「で、何?」しか言いようがない。人間とは矛盾した生き物です、ええ。
あれ、ひょっとして私的には地雷? 「原点回帰ウォーカーズ」もひょっとしてこんな感じなの? うーん、困った。