アニメぐだ語り【2009冬期編その2】

カオヘは元々ギャルゲフォーマットにサスペンス足したみたいな感じだと思ってたけど、これ逆だなぁ。むしろギャルゲ要素に「三次元」という付加価値を与える事によって逆に「異物要素」を感じさせる構造がキモなんだろう。その証拠に彼女らギャルゲ世界から出てきたような「三次元」の髪の色は他モブやタクミみたいなごく普通の髪の色ではないという点が挙げられる。
 
空を見上げる以下略は超近視眼的な視点で見れば面白いと思う。というかあの作品って心理描写や一人称視点を重視する構造を使ってる辺り、ライトノベル等の文書メディアの方が明らか向いてると思うんだよね。これ何も前情報無しで見たらラノベか最近の児童書原作だと勘違いしそう。ただ近視眼的な視点で見るにしても、その為の感情移入に必要な魅力的なキャラがムント様しか居ないってのが……*1

*1:しかも小野大輔氏の声がプラス修正を与えてる面が大きい