機動戦士ガンダム00

第4話 戦う理由
ミスターブシドーに対して彼の正体を誰一人として指摘しなかった事に対して皆の優しさを感じた。といってもミスターブシドーと面識がありそうな人物は結構限られていて、実はカティーさんですら面識が無いという!?*1 正体を知ってそうなのは刹那とビリーだけと実は意外と知られてなかったり。
 
上記の意味でキーキャラになりそうなビリーもスメラギさんと対を成す形でアロウズに入隊。他の人の感想サイト見ててもスメラギさんしかスポットライト当てられてなかったのには泣いた(笑 そしてかつての行動から薄々はそうじゃないかと思ってたけど、やっぱ彼かなりのお坊ちゃまみたいですね。GNドライブ1個借用も含めジンクスが主力になった後でもフラッグに力入れてたり、何の躊躇もなくスメラギさんに軍の秘密を教えてたりとか。
 
一方のスメラギさんの戦術予想は他の人の大方の意見と同じで、あれは相手側の作戦ミスだったと思う。その指揮官であるアーバ・リントの作戦内容は物量重視でカティーさんと比べて細かい事は考えてないといった感じ。ですが、物量で押せるといった面は非常に脅威かと。以下海さんのところから引用。

まだ「トランザム」システムがある分だけ有利なのかもしれません。でも機体の多少の優位性など「物量」の前には意味をなさないことは、過去の歴史が証明しておりますし、この先のことを考えますと不安が山積みでございます。
 
機動戦士ガンダムOO 2ndシーズン ♯04『戦う理由』 - 海の見聞記
http://d.hatena.ne.jp/marine-marine/20081027/1225038510

とのようにこの作品、実は物量に関しては非常に丁寧に書いており、ファーストシーズンでもトランザムという優位性があっても最終的にはジンクスに押し切られたという面や、敵が分かりやすい形で連携を取ってくるといった面が挙げられたり。過去の例を考えればもう一回パワーアップがあるんじゃないかと思うんですが、ダイガードみたいなマゾロボを手がけてた水島監督の事だからそんなに上手くは行かないんじゃないかなと。
 
そしてこれはファーストシーズンから思ってたんだけど、アレルヤが浮きまくってる気がする。ティエリアや刹那ですらリーダーシップを取って行動してたり、ロックオンも嫌々ながらも初代ロックオンとは違い反教師的な行動でフェルトとかを抑制して上手い事やってるけど、そういう意味でますますアレルヤが浮いてきた。マリーマリーばかり言ってたら最終的にスメラギさんにしか相手にされなくなるぞ(笑 いや、刹那やティエリアの方が人間的に成長しすぎなのは分かってますががが
 
サジ君はとりあえずソレスタルビーイングの事情の方は理解したのは良いけど、あんまりソレスタの方に向きすぎるのも不味いと思う。個人的にはもいっかいアロウズに誘拐されてルイスと面会するって流れが見たいのですが。

*1:ファーストシーズン時、ミスターブシドーは連邦のジンクス舞台に入隊しなかったから