とある魔術の禁書目録 第4話

流石に今回ばかりは制作者の人達の大変さが伝わってくる内容だった。アニメのセオリー無視してまで原作重視してる理由こそ想像でしか分からないが、その結果としてトウマと刀女がずっと喋ってるシーンが7割近いという内容になっているのだろう。アニメから入った人や純粋なアニメ好きには明らかに辛い展開だろうと思う。
 
とは言っても視聴者の誰をお客さんとして捉えるかという観点から考えればこの選択はむしろ正解で、実際数々の原作モノの中で原作通りに作られてるという点ではJ.C.の作品群から見たら数少ない良心的な作品だろう。実際改編したら上手くいってたかというと、過去の例を見れば分かるとおりJ.C.の力量では非常に怪しい。
 
とりあえず今回の展開について。私見ではとりあえず記憶消してから考えてもそんなに遅くは無いんじゃない? とは思うんだけど、わざわざマンション中にルーン文字の紙貼ったりしてる人は兎も角、みねうちで何とかなりそうな所をご親切にもわざわざ背中からぶった切ったりしてる人を信用できるかといったら無理がある訳で。しかも口で言い負かせないからって暴力で……ここ、笑って良い部分ですよね?
 
といったように、作品上意図してない光景が何故起こっているのか考えるという普通とは違った楽しみ方が出来るのは面白いとは思ったり。