真月譚 月姫
やっとこさ全話見ました
これは…何というか、言葉に言い表すのは難しいんだけど
あえて言ってみると、アニメとしては良い作品なんだけど
原作モノとしてはNGな作品、というのが正直な評価
と、言っても
- 例えば、いきなり崖でピアノを弾くオリキャラが現れたりとか
- 例えば、アルク洋介と名乗るアルクの男版が現れたりとか
- 例えば、志貴がいきなり「真実の旋律は奏でられた 」とか言ったり
- 例えば、最終話が何故か本編と関係なしに初詣だったり
- 例えば、多重人格が変身の一言で済まされてたり
と、言うような凄まじい改変は無く
(ちなみに上記の改変は他アニメに実在します、答えは秘密ですが)
むしろコミックス版と比較しても割と忠実に見えます
ただ、この作品を作った桜美かつし監督
氏の作品は「心理描写と細かい演出」が重視される傾向があるのですが
それ以外の要素は割と本気で疎かにされる傾向があるので
正直な話、月姫と桜美かつし監督の相性は本当に最悪かと(汗
そのせいか、色々ぶっ飛んだ性格の人の殆どがまともな性格になってたりと
(特にコミックス版と比較すると、カレー先輩とかほぼ別人…しかも空気)
丁寧にやりすぎたせいで逆に失敗するという負のスパイラルに…
でも、秋葉の性格はあれぐらいがちょうどいいのかも、とか思ってしまう
っていうか寧ろ優遇されてる感じが
これを踏まえて
ユーフォが今度手がける「空の境界」がどういう作品になるのか
そして、成功するのかという考察がしやすくなったかも