うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 第12話(最終回)

光あるから影がある、光がその輝きを増すと、闇もさらに深くなっていく。島唄が「たくさんの別れや悲しみを乗り越えてきた島の人達の心」であると同時に、セドナは「島の人達が海に流した悲しみが具現化したもの」であった事から、島唄セドナは存在として同質なものだと言える。その為、唄が光と闇は両義的だとあらわすのと同じ、セドナもまた両義的な存在であった。
 
最後のシーン、夏音はマリンに別れを告げる際に悪態をつく、しかしその言葉とは裏腹に、心はもう邪悪とはかけ離れたものに転化していた。そして、その後に最後の抱擁、そして「あいしてる」の言葉。
 
マリンと夏音は今生の別れになりそうな別れではあったけど、「ずっと、あいしてる」からその心は永遠に別つことはないだろう。まあ劇中の唄に「海と空はゆらぎながらふれあい、分つことはできない」ってあるし、あと亀の言ってる事はだいたい覆ったし、今回も案外覆っちゃうんじゃ……(笑
 
そもそも「悲しい別れ」という言葉や、劇中の過去の描写、ウリンが正気に戻った後の行動から、どうしても「死にオチ」へと向かうのかと思ってしまう。しかしそれは覆り、その代価として「今生の別れ」が提示された。このように「安易なオチに逃げなかった」だけでもこの作品を評価して良いと思う。

総評

正直な話、皆既日食の回までは当作品を若干否定的に見ていた。だが、その皆既日食島唄、そしてそれに仕掛けられていた真意に気づいた途端、その印象はひっくり返った。その反面このカオスな世界観に加え、中盤の急激な変化に見てる側が対応できるかが肝だったといえる。私としてはその点も含めとても楽しまさせて頂きました。

とりあえず10分で何か書いてみる

お題:スコール (飲料)
始めてスコールを見たのは、近所の元酒屋風のコンビニだった。その時はローカルでしか発売されていない飲料かと思っていたが、どうも普通のコンビニでも売っているようだ。ちなみに味はとろけてさわやか風味、ってこの表現では分かりづらいような気がする。
 
この不思議な飲み物、どうも元々は宮崎ローカルの飲み物だったようだ、それが何故全国展開できるほどの飲み物になったかは不明ではあるが、とにかく何故か普通のコンビニでも売っている。見た感じドクターペッパーばりのローカルな飲み物なのに……あ、ちなみに付け加えておくとドクターペッパーは関西では中々手に入りません、それこそに一昔ペットボトル限定で売り出していたマックスコーヒーばりの入手難易度だったり。今でも安定して入手できる場所が思いつかなかったり、まあ進んで飲みたい飲み物では無いけどサ。
 
しかし、この不思議な口当たりのスコール。1〜2年前はとにかく大好きで毎日のように飲んでいたり、まあそんなことしてるからブクブクになる訳ですが! 
 
と、どうも近くで落雷したようなので、PCの電源消します、ってかヤバイ書いてる場合じゃない!?