青の祓魔師 第4話

1話2話はアクション、3話はコンパクトに世界説明と兄弟和解を描いて、ここに来て演出で見せる回、結論から言うと中々良い感じ。



「この庭なんて言わないで」んところの後ろに主人公の兄貴の制服と刀があったシーン。この描写やら他のシーンから、ニーサンとしえみの共通点を思わせ、そこからしえみが本編でどういう立ち位置なのか示すのが面白い。なんだろう、このシーン構図とか、つるだなの絡みとかとか原作通りなんだろうか? 気になるところではある。 


おばあちゃんの意志を守ろうとしたところや、父・母との対立がある辺りから考えて、ニーサンもしえみも守ろうとしてるものは同じなんだけど、その過程・プロセスを誤ったって感じかなぁ。ニーサンはトーチャンのお陰ですぐ気づけたけど、しえみはあの庭に囚われ続けた、捕えるのも放つのも同じ悪魔という構造も中々面白い。


んで、あのつるだなは、ばーちゃんの絆や作り上げた「庭」の分かり易い象徴で、それが壊れたこと=ばーちゃんが死んだことにより、それがしえみの足かせになってしまう。(壊れた直後に悪魔が絡んでるのも象徴的か) で、庭の破壊を行おうとしたニーサンはその足かせを破壊するキッカケ。


何故足かせ破壊のキッカケなのかとゆーと、足かせをぬぐうには本人の力が必要だから=ニーサンが破壊したのはつるだなじゃない、という感じか。まあこの解釈には若干無理があるがw



まあ、何はともあれ、DTBを思い出させるような構造だったので面白かった。あの兄弟は二人で一人前って感じはするけどw