魔法少女まどか☆マギカ 第7話

とりあえず現時点までで分かったのは、各視聴者中に存在しえる「失敗体験」をこれでもかと拡大して、さやかというキャラクターから追体験させるという感じか。一応物語に没入できないクッションとして、さやか未満の場合は「まどか」が、さやか以上の場合は「杏子」「ほむら」がそれぞれ用意はされているが、やはり脇が甘いという印象をぬぐえない。


一応ブラスレイターでもあったようにヘルマンを立てて、ジョセフとマレクは睡眠中みたいな事態は避けられたが、やはりこの失敗から学べていない印象が根強く残る。この対象としては「とある魔術の禁書目録」を挙げるのが恐らくベストで、あの作品は不思議なことに「上条さんは終盤近くまで引っ込んでた方が面白い」という現象がたた起こる。現に禁書II:19話の一方さんvs木原くン対決はとても見応えがあった。


ただし、映像面に関してはとても見所があったことは追記しておく。