えむえむっ! 第5話

まず真っ先に見て思ったのが「うわ、ひでぇw」だったw いやだって、仮にもメインヒロインの気持ちをギャグでポッキリ折るなんて、ある種の芸人根性が無いと出来ないでしょw 


で、ふと今回の話で気になったのが、「ギャグ描写」においての「記憶と経験」及び「関係性の変化」は、次回以降にどれほど「持ち越される」のか? ついて。


太郎が石動先輩の事を罵倒して、報復されたのは事実ではあるが、それが「どこまで次回以降に引き継がれるか」がサッパリもって思い付かない。理由はこの罵倒自体が「ギャグ」で描写及び消化されているからだ。


過去の作品において「ギャグにおける関係性の変化」ってのは、主だってリセットされる傾向があった。例えば「夢オチ」とか「最初に戻るオチ」とか「その日の記憶を失う」オチとか……*1でも、この話は、世界観をひっくり返すようなギャグをやったのにも関わらず、関係性の変化はそのまま保存する形で、次回の話に持ち越した。まあ、世界観をひっくり返すギャグは昨今でも割と見かけるのだが、関係性が変化しかつ保存されるパターンは、きっとかなり希。


ではここで問題、この5話という経験は、6話においてどうなるのだろう?

A:何だかの手段で無かったことにされる
B:引き継がれるが、影響を及ぼさない
C:キッチリと影響を及ぼす
D:実はえむえむ自体がオムニバス形式で、来週から話ががらっと変わる

ここまで割り切ってるとCしかないとは思うが…… ここでBになった場合、石動先輩の中で「どういう心の整理が行われた」かが気になるところではある。

*1:昔の作品で、世界観破壊がリセットされる傾向があったのって、長期放送が前提にあるから、あんま派手に弄くりすぎると、後で困るからリセットしてたんだろーなーと思う