けいおん 第26話(番外編)
割と最終回より前の話ながら、最終回で補間しきれなかった部分を補間した話。また、見方を変えればある種の種明かしにも見える。つまりは、最終回で別離を背負うことになったさわ子先生と梓が、実はそれをどう解消してたのか、という道筋が見えてくる。
つまりは、さわ子先生の場合「けいおん部は潰れない」と宣言することや、デスデビルのメンバーが見舞いに来ていたこと。梓の場合は、唯たちがひとりぼっちで練習してるだろう梓を心配してたところ、実は憂と純と一緒に練習してた辺りがそれにあたる。この話があると無いとでは、最終話におけるさわ子と梓をどう捉えるかが、全くもって変わってくる。
けど、これって本来最終回より前にやるべき内容だよね? とは思わなくも無い。この描写があると無いとでは最終回の見方が大きく違う。やっぱこれ本来23話と24話の間に入るはずの話だったのではないか? と思わなくも無い。正直番外編を本当に番外編として機能させるのなら、マラソン回あたりを番外編にしろと言いたい。つか、この話入れないから半ば力業な最終回が、余計に力業になったわけで……