けいおん!! 第21話

おい、すでに22話放送されてしまってるってばよ……



そんな些細なことは置いといて、今回はなんというか、梓以外はやることすべてやったよね感が凄い。「みんな同じ大学を受験する」という選択をどう選ぶか? に関し「20話のライブ」において強い動機付けを置いた、これで受験さえ越えれば、あとは卒業を残すのみ、って感じか。


まあ、だから、どうこう書くにあたっても、物語上の問題的が梓ぐらいにしか残されていないような気がする。あー、あと残るといえば「これからはけいおん部でなく、放課後ティータイムとしてやっていくにあたって、高校に置いていかねばならないモノ」をどう掘り下げるかぐらいか。



そういえば、この回に関して一番びっくりした部分がある。彼女らが同じ大学を受験するにあたって、強いキッカケになったのが、澪ってことだ。正直な話、澪に関しては、結構薄情な印象があったんだけどなぁ…… まあ、これは飽くまで印象なんだけど。割と真面目な澪が、推薦蹴ってまで同じ大学受けたいってあたり、あのライブが高校生最後のライブって事実が、澪を突き動かす起因になったんだろう。



しかしなぁ、「みんなと離れたくない」回避方法が「みんな一緒の進路」ってのはなぁ……あとひとひねりないと、ただの問題の先送りにしかならないような気がする。なんだろう、その彼女達の「絆」の「根拠」を見せて欲しいとは思う。まあ、もうそんな話数無いんですが!


そいえば、梓以外にもさわ子先生も、ある種の「あずにゃん問題」を抱えてるのでは? って指摘がどっかであったけど、それは考え付かなかった! しかしよくよく考えてみれば、大人でかつ教師であっても、「最初に担任を持ったクラス」ってのは結構感慨深く、そういう喪失感を持つのも無理はないのでは、と思ったり。


すると、梓とさわ子先生の二人っきりしんみりした部室かぁ……何か嫌だなw