戦国BASARA弐 第6話

今回は凄かったです、といっても「超絶的な」凄さではなく、「良い」凄さ。絵コンテ&演出の板垣さんとしてのベストではなく、戦国BASARAとしてのベストって感じです。流石OVA外伝で単独監督をやっただけに、この作品において「どう抑え」「どう生かす」のかが凄い分かってる感じが!


と、いうのも、『バスカッシュ』や『迷い猫オーバーランの1話』を見た人なら分かると思うけど、今回は例に挙げたような作品のような動きを重視するよりも、むしろケレン味を重視していたような気がする、いや元親とか動きまくってましたが(笑 まあ動くったって、飽くまで作品における動きであって、それ以上ではない感じかな。


まあ煮え切らない言い方ばかりだとアレなので、もうハッキリ言ってしまえば、常時の板垣さんなら1分と言わず、5分以上ずっと空中戦のコンテ切っててもおかしくはない。そして後の回にしわ寄せが来てしまう、というパターン。


んで、アレですよ、なんていうか動きの部分よりも、個人的に良かったのがタメの部分ですよ、ドアップで上パンすることでイカツさが増してる秀吉とか、富岳に並ぶ海賊達の謎のポーズとか、水蒸気爆発後の船体とか、戦闘中の元親の顔とか、こいうケレン味のあるタメが良いなぁ、って思いますよ!