おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜 第13話(最終話)

おお振りの最終話は、1期も2期も誰かの家*1が舞台になるのは、偶然でしょうか? 最終話は夏の大会の余韻を残しつつも、モモカンが「より高い目標」への可能性を示唆するところ*2で、次の可能性を見せるという展開になってて、面白い。まあ、おお振りのおおきいテーマの部分に関しては、執拗なほどに説明+描写されてるので、これを挙げるのも今更なのかもしれない。


阿部君の家にて、三橋と阿部君が、あの試合で得たこと、三橋は首を振ること=自立したピッチャーになることを、阿部君は三橋に首を振らせないことを謝罪し、ピッチャーの自主性を認めることを学んだ。なお、阿部君はこれにより榛名さんとの一方的な確執=ある種のトラウマも解消されていたりもする。改めて互いを認め合った三橋と阿部君、その後に食事が届く。まるで彼らへご褒美が届いたかのように。


とりあえず、今期の作品の中では一番手堅く、そして面白かったです。*3しかし、この終わり方から3期があると仮定すると、3期は3年後の2013年とかになるんですが……ど、どれだけ待たなければならないんだ(汗

*1:1期は三橋、2期は阿部君

*2:回想でモモカンが「身の丈に合わない練習は練習でない」と言ってた箇所と対比関係になってる。

*3:最終的にはABが限界突破していったが、あれは例外として。