アニメぐだ語り【2010冬期編その10】

■デュラララ(10)
うーん、展開が遅くて若干イラついてる部分があって、ちょっと冷静に見られない。


というか、1巻の話に13話の尺使って、2巻と3巻の分を残り13話分で終わらせることなんて本当に出来るのか? と若干懐疑的。まあ、並列進行でまとめてやってしまえば、それはそれで面白いけど、原作通りにやれば間違いなくダメだろうなぁ…


それに加えて、色の演出うんぬんを加えたり、10話でそれを無効化したりと、そんな余裕あるならもうちょいサクサクと話を進めて欲しいって面もある。ケドもしかしてワザと「溜め」を作ってるんだろうか?


■バカテス(10)
ここに来て「負の要素」の代表格である根本君登場、でもかなり性質変わってるなぁ。弱みを握ってどうこうの部分は同じだけど、アニメでは他人を害することよりも己の利を優先してる面が強い感じがする。


また、根本くんの「Fクラスは屑」呼ばわりしたのに対して、姫路さんの反応は「でもみんな優しくて、思いやりがあって、楽しくて、暖かくて、とても良いクラスなんです!」 テーゼを言っちゃうのは議論の余地がある、かもしれない。


が、それをゆったのが姫路さんってのが大きなポイントかもしれない。ここから見れば、これまで姫路さんがメインの視点がなかった理由が上手く説明できそうだ。


それは、バカテスにおいての視点が基本姫路さんから俯瞰して見える光景だった(もちろん4話や7話は例外)というのが理由、なのかもしれない。


■れでぃばと(10)
すげぇ、これは面白い… 正直、大地エピをどーやって消化するんだうんぬん思ってたけど、なかなか上手い構成だなぁ。大地は女だけどそれを知らずに、どう話を進めていくかを男性陣が伝えて、それを別シーンで女性陣がそれについてどう解説していくかの構造が面白い。