けいおん！ 第8話

お、おかしい、今のところ花田氏の脚本回が一番面白いのは何故だ。まあ、演出上の理由も大きいんだなとは思う。推測だけど「〜な演出をしたいときは、〜氏の脚本を使う」みたいな感じの。
　
今回のお話の特徴を挙げれば、某たまご氏が書いてある分析だけで十分なような気がする。簡単に言うと憂と梓が中心で、そこからけいおん部の人達と外部の視点を交互に並べるという手法をとっている。そういう上手い対比と、客観的な視点から捉えるというのは面白い試みだとは思った。
　
しかし、逆を言うと流石にエデンでいう「牛丼」はけいおんには存在しなかった、とここで断定しても良いと思う……と、流石に作品の性質が違うからこの比較自体バカらしいモノだとは分かってるが、それでも飽くまで物語的な手法を使いながらも、終始徹底して非・物語を行う辺りの手法が謎だ。
　
そして、ここで妹が代わりにその痛みを引き受けてしまった。痛みを引き受けるのが唯で無い事は、そこまでして観測アニメとして徹したいのだろうか？　そして、この辺りから思うに唯は無意識ながらも相当なドＳだと思う。