今更ながら、ドラクエ5に関して持った不満点についてつらつら

すっごい今更だけど気にするな! 恐らくこの辺りはもう誰か指摘してると思うけど、一応メモ書きみたいなモノなので。
 
登場人物の「子ども時代には自由奔放に生きてきましたが、大人になるにつれて苦しさや悲しさをしり、疲れてきました」的な描写がキツく、しかもそれを盾にする形でビアンカというヒロイン像が造られてるっぽく、結婚式の選択でフローラを選んだらどこか後ろめたい感じになるように設計されてるのが意地悪だと思う。しかもこのイベント、回避不可だからなぁ。火の指輪を手に入れるにはフローラ、水の指輪を手に入れるにはビアンカとそれぞれ会わないと(しかもフローラには一旦婚約を申し込まないと、そもそものイベント自体が進まないという罠が)進まないってのが意地悪だ。
 
そもそもこのイベント、FFでやってたら案外すんなり受け入れられたのかもしれない。理由としてはFFは基本一本の物語ではあるからだ。そしてドラクエはそれとは別に、断片的に物語が存在する様が良いと言える。つまり直感的に言うと、結婚というシステムがドラクエの良い部分に歪みを与えてる感じがする。比較対象としてはFFよりも、案外ドラクエと似たような構造のサガシリーズの一本『サガフロンティア2』と比較するべきなのかもしれない。両方とも基本主人公とか歳をちゃんと取るし。
 
PS2版の追加要素として「はなすを使うとパーティメンバーとお喋りできる」機能のせいで、余計にビアンカに対しての強度が増す構造になっている。スタッフはどんだけビアンカ好きやねん。