昨日読んだ本

総じて言えば確かに良く出来てはいるけれど、私の好みには全く合わなかった感じの作品。
 
純文学をテーマとして使用しているが、話自体は良くも悪くもラノベって感じだったと。だけど私の年齢でこの作品を読むのはキツイものがあり、少々ネタバレになりますが、竹田千愛の行動原理には全くもって共感が出来なかった、というか正直終始イライラさせられました。「自分の勝手な道理で人を巻き込んでおいた挙句が××××かよ、おめでてーな」みたいな。
 
そもそも、この作品のテーマになってる太宰治の「人間失格」自体が正直余り好きではなく、それに引っ張られこの作品も共感というか同意できない部分部分が出てきたと感じました。つか文学なんて高尚なモノを引っ張り出して引用と、まず私はインテリじゃないので理解できませぬ。
 
あと微妙にあのツンデレ系のキャラが嫌だったです(笑