キスダムR -ENGAGE planet-

第十六節「拒溶 ツナガリ」 →無印版の感想
今回はあれこれ説明するよりこの台詞だけで事足りる気が

化け物になろうが何だろうが、みんな生きたかったんだよ!
亜久里も、狼騎も、冬音も
そんなに死にたきゃその命、あいつらに!
由乃に……やってくれよ!!

うっひゃー、哀羽さんかっけー!!
正直、樹回はあんま好きじゃないけど
ある意味この台詞の為だけで、十分に良いモノですわ
哀羽さんのキャラ、これまでの展開、そしてタイミング
この三つどれが欠けてもこのカタルシスは存在しえなかった
それに加え、製作現場があの状況でよくぞ……
って、無印のときはこの台詞あんま響かなかったんですがね(汗
 
さて、樹回の構造についての説明がやっとできます(汗
樹回は「樹が裏返りである」という前提=ミスリードを引っ張って
引っ張り切って今回のBパートですべてひっくり返す構造です
けど、ミスリードするにもこれまでの話のリフレインに見えて
2〜3度ならともかく4度目、しかもタイミングが悪い事に
2クールでこれをやるのは、どう考えても判断ミス
 
……というのが無印(+Rの15節まで)での評価だったんですが
哀羽さんのあの台詞とそこから回想カットの断片が流れて……
この状態って、今までの話への思い入れの差によって
今回の話の評価は180度変わる部類の状態だよなぁ
 
それにしても直接言ってないのに樹が死にたがってるのを
何気に哀羽さんは察知してたんですが
もっと分かりやすいはずの「乃亜が守りたいモノ」が
分かってないのも、流石哀羽さんとしか言いようがない(笑